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AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

ブラックバイトで消耗するのはもう辞めにしない?

こんにちは!今日は前からずっと気になっていた社会問題である【ブラックバイト】について、私なりの見解を踏まえながら、考えていこうと思います。

 まず、なぜこの【ブラックバイト】について考えようと思ったのかは、大学1年生の時に働いていたバイト先が、ブラックバイトに近いものがあると感じたからです。その次に、この本を読んだのも大きな理由に上がります。

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 この本を読み進むにつれて、この本に出てくる学生達の心境が痛いほど分かりました。

とにかく、ブラックバイトで消耗するのはもう辞めにしよう!

 

 

 

私を合わせてバイトの従業員数が2人だった

 私は、大学1年生の時に、飲食店で働いていました。飲食と言っても、マクドナルドなどの様なファーストフード店ではなく、日本料理屋です。当時を振り返ると、よく日本料理屋でアルバイトしていたな〜と思います(笑) カウンターに大将・大将の奥さん・私の3人が並んで、カウンター席にお客様が座る。私の仕事は主に洗い物と、お酒作り、軽い調理の補助や、大将のお手伝いなどをしていました。仕事は充実していましたし、なんといってもカウンターでお客様を目の前にして過ごすので、時にはお客様と話が盛り上がったりして、とても楽しかったです。

 

しかし、そこのバイト先は問題がありました。

それは、バイトの従業員数が私を含めて2人しかいないこと

理由は、個人経営のお店で、あまりバイトの人数を増やせない事が大きな理由なのですが、それにしても2人は辛い。団体のお客様が10人入った時点で、私の休日は、急遽出勤日に変わるなど、頻繁の出来事でした。

 

 

 

単純になぜ、辞めないの?

 「なぜ、辞めないの?」という声が上がりそうですが、これがまた簡単には辞めれないのです。まず、私は地方から上京して、生活費など工面する為にとにかくお金が必要でした。当時は働きすぎかもしれませんでしたが、お金はしっかりもらえるしいいかなと考えていました。そして、辞めれない大きな理由の一つに、私が辞めたらもう1人のアルバイトの方が週6日出なければいけない状況に陥るので、その方の事を考えたら辞めるに辞めれませんでした。仮に団体のお客様が入ったら、2階のお客様からお酒のオーダーががんがん入ります。厨房に大将・大将の奥さんが料理に取り掛かる中、もう一人のアルバイト方だけで、お酒を持ち運びするのは至難の業です。やはり、団体のお客様が入ったら2人はいないと、どうしても仕事が円滑に回らない。それを身を持って体感してしまったが故に、ここで辞めたらもう1人のアルバイトの方が苦労するだろうなという思いが強かったのです。

 

 

仕事への責任感

学生は第一に、具体的な職場の「責任感」から辞めることが出来ない。その責任感は、すでに見た職場側の事情にそのまま対応している。そもそも彼等が適切に出勤しないことには、職場の仕事が回らない。

だから、彼等は簡単には辞めることが出来ない。これは単純だが、強力な原理だ。つまり、学生は、契約関係や給与などといったドライな関係とは別に①「仕事への責任感を抱く。

*1

 

この本の作者である今野晴貴さんは、まず、学生が簡単に仕事を辞められない理由に、 

「仕事の責任感」が理由にあるという。私の場合、そこのバイト先で様々な人に良くして頂いた。働いてお金をもらうという行為以上の事を学べていると感じていたし、だからこそ、ここでしっかりと仕事をしようという責任感を持っていた。しかし、シフトがいつのまにか勝手に埋まっていく事が多くなり、4日間休んだだけで、「休みすぎだ」と言われる事もあり、徐々に不満が溜まっていきました。

 辛かった事は、予定がなかなか組めなかったこと。急遽、電話で呼び出される事も多かったので、先の予定を組むのが本当に大変でした。

 

 

アルバイト先が居場所になる

 私自身、大学1年時は多くの時間をバイトに費やした事もあり、段々とアルバイト先が居場所に感じる様になってきました。今、大学でネットワーク論の授業を受けているのですが、過ごした時間の長さがコミュニティの強さに相関すると言われています。そういった意味で、多くの時間を過ごしてきて、「あれ?もはや家族じゃない?」って思うぐらい一緒に居る時もありました。そのぐらい同じ時間を過ごすと、段々と自分の居場所がバイト先にあると感じるようにすらなりました。でも、コミュニティっていうのは何個か持っていた方が絶対良い。そうしないと、たった1つのコミュニティに依存していく事になる。1つのコミュニティに依存し続ける方が危険だと思います。

 

ここでまた、今野晴貴さんの本から引用をします。

学生にとっての自己評価、社会的承認の内容は、「学生であること」ではなく、アルバイト先の評価、承認へと変貌しているのだ。

 もはや、大学生であること自体、社会的な承認は無い。じかに社会経験を出来るアルバイト先の評価が絶対的になっている人が多そうです。確かに、大学生活を送るだけでは、社会的承認を受ける事はきっと少ないはず。しかし、アルバイトが生活の中心になり、大学の授業がおそろかになったら、本末転倒ですよね。

 

 

 

自分を犠牲にしない!

 私は、その後、そのバイト先を1年間働いた後、辞めました。辞めた理由は「自分が消耗している」と感じたから。大学2年になり、自分なりに挑戦したいと思うことが出てきた時、今までの様に多くの時間をバイトに費やすのは本当にバカバカしいと感じるようになった。確かに、生活費は稼がなければいけない。しかし、それ以上に自分が挑戦したい事をやらずに終わりたくない。その一心もあって、バイト先には本当に迷惑をかける形でしたが、辞めました。その選択に後悔は全くありません。

 しかし、そんな簡単にバイト先を辞められない人が多いのが現実です。

この本を読んでもらえばわかりますが、もはや脅迫に近い、脅し文句でバイトを辞めさせないようにする店長もいます。結局、テスト期間にテストも受けれず、学期の単位を全て落としてしまった学生の例も出ています。

 

よく考えてほしい。自分を犠牲にしない。

店長が何日も働き続けているから、自分も働かないといけない。そんな考えは捨てよう。半強制的な労働は絶対にしないでほしい。

 

 

ブラックバイトユニオンに相談しよう

 どうしてもバイト先を辞められないという時は、ブラックバイトユニオンという団体に相談してみるのも手です。相談者に対するサポートはもちろんの事、相談者が働く個別の企業に対する働きかけも行っている。もし、今のバイト先を辞めたいと思っていて、誰かに相談したいという人は、ブラックバイトユニオンに相談するのも一つの手です。

 

 

まとめ

なぜ、「ブラックバイト」が社会問題化しているのか。

その背景には、「学生の貧困化」・「学生の戦力化」・「学生が感じている責任感とやりがい」・「安くて従順な大学生」など様々な理由が上がります。でも、本当にアルバイトばっかりしていていいの?とは思います。あまり自分を消耗しすぎずに、バイトに励むのが1番良いと思います。社会人になったら、何かと「ノルマ」が課されますよね、そういった責任を学生の段階から強く持ちすぎなくてもいいのではないでしょうか。最後に、1年間アルバイトしていた日本料理屋の大将・大将の奥さん・アルバイトの女性の先輩に一言。

 

「本当に人間的に成長させてもらえる職場でした。最後は、本当に迷惑をかけましたが、1年間一緒に仕事出来たのは素晴らしい経験になりました。ありがとうございました。」

 

 では、今日はこの辺で。

 

 

*1:今野晴貴 ブラックバイト 学生が危ない

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