江戸川乱歩シリーズ!【大金塊】の小林芳雄君がかっこよすぎる。この姿勢は見習わなければ…
皆さん、こんばんは。
僕は今、大学のテスト期間の真っ只中なんですが、大好きな読書を辞める事が出来ません。そして今、猛烈にハマっているのが【江戸川乱歩】です。
本格推理小説家として名高い乱歩ですが、有名な作品の中に探偵・明智小五郎シリーズがあります。きっと誰もが聞いた事がある名前だと思いますが、明智小五郎には、小林芳雄君という少年助手がいます。
後に彼は、少年探偵団の団長になるぐらいの優れた助手であり、その能力の高さは、明智先生も太鼓判を押すほどです。
昨日まで僕は乱歩の【大金塊】シリーズを読んでいました。
このお話のメインは助手の小林君に焦点が強く当たるのですが…
もう、めちゃくちゃ小林君がかっこよい!!明智イズムを受け継いでいる小林君があまりにもかっこよすぎるので、紹介したいと思います!
ピンチでも絶対に諦めない姿勢がかっこ良い!
大金塊では、小林君が絶体絶命のピンチに陥る瞬間があります。
詳しい展開は省略しますが(みんなぜひ読んでね!)
シンプルに絶体絶命!という状況で、命の危機にさらされた状況です。
その時、小林君はなんて言ったのか?
不二夫君、明智先生はね、いつもぼくにこういって教えてくださるんだよ。もし、いのちがあぶないというようなめにあったら、たとえ助かるみこみがないと思っても、最後の一秒までがんばらなけりゃならないって。けっしてあきらめてしまわないで、なんでもいいから、少しでも助かるように、できるだけの力をふりしぼって、はたらくんだって。
そのことを、運命と戦うっていうんだよ。戦わないで、負けてしまっちゃ、だめなんだよ。だからね、きみ、失望しちゃいけないよ。
大金塊P163ページより
もうこの言葉に完全に魅了されてしまいました。
絶体絶命のピンチになっても、思考を停止しないで、最後まで戦う。それは運命と戦うという事と等しい。
人がかっこよく見える瞬間って、最後まで前を向いて頑張る姿勢なんだなって痛感させられました。
自分がかっこ良いと思った姿勢はどんどん真似をしていきましょう。僕は小林芳雄君の姿勢を見習って、テスト期間を最後まで前を向いて頑張ります!
明智小五郎事件簿 9 「大金塊」「怪人二十面相」 (集英社文庫 え 14-9)
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/01/20
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