自分の思考を読み返せ!今まで書いた大学のレポートを読み返すメリットとは。
大学のテストが迫っています(ヤバイ)
さっきまで、大学のテスト勉強をしていたんですが、その集中力も続かなくなってしまって。何気なーく大学1、2年生の時に書いた”過去のレポート”を読み返していました。
当時は一生懸命頑張って書いたレポートでも、今読み返すと意味が分からない(笑)よく分からない事を書いていたなぁって笑っちゃうぐらいです。
でも、過去のレポートを読み返していくのってすごく面白いです。
過去の自分の思考に戻る事が出来る
過去に執着する事は良いことだとは思いません。でも、過去の自分がどのような思考を持っていたのかを振り返るのって意外と大事なのかなって思いました。
過去の思考と現在の思考を比較してみたら、「あれ?俺ってそんなに変わっていないな…」って思っちゃいました。
これ、自己分析に使えそう!
その中でも、僕が「これはっ!…」って思ったレポートがありました。
それは、僕が大学1年時に人間関係で悩んでいた時に、好きな女の子に相談したんです。その事をレポートにしていました(笑)
以下、色々と省略した部分がかなりありますが、内容です。
彼女と人間関係などの相談をしている際、彼女は言った。
「私は、誰かからこうなりたいとか、この人みたいになりたいと思われる存在になりたい」と。私は、この言葉を聞いたとき、私とは違うなと感じた。
私は、誰かみたいになりたいと思った事はなかった。自分が、この人は素敵だ、凄いなと思う人に、付いて行きたい人間だった。高校時代サッカー部だった時、キャプテンが素晴らしい人間で、私はキャプテンみたいな人を引き寄せ、魅了するような人間ではないとすでにわかっていた。だからこそその人に近づき、その人の近くで自分を輝かせるというスタンスに変えた。自分は誰かの元で、輝くのだと。
しかし、彼女は違う。彼女は自分が輝きたいというのだ。
彼は、でくの坊になろうとする。でくの坊は、全く役に立たない存在で、人々の悩みや悲しみの片腹にいて見守り、その人の辛い人生を照らす存在である。
私は、彼女や大将の様な存在にはなれない。
二人は「悩んでいる時間は、生きている中で最も無駄な時間だと言う。」
確かに、私のように悩んでどんどん負の連鎖に落ち、考える必要がない事まで考え、結果、悪い方向に進むというのも駄目だが、自分を見つめ直す時間だと言ってもいいのではないか? 悩んでいる時間は全くの無意味だと考える二人には、人々の苦しみや悲しみを見守り、その人の辛い人生を照らす様なでくの坊の存在ではない。
めちゃくちゃ懐かしい〜約3年前ぐらいに書きました。
ちなみに、これは宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」を勉強していた時のレポートです(笑)でくの坊という言葉は、その作品内に出てくる言葉です。
過去の思考を紐解くのは面白い
19歳の時の僕は、「この人みたいになりたい!」と思われる人間に、なりたいと思っていなかったんですね。
この時の感覚はけっこう覚えていて、その女の子とは明確に、互いの感覚が違うと感じました。その女の子はかなり外向的な子で、だからこそすごく惹かれる部分がたくさんありました。
でも、僕のスタンスは「自分が光り輝く存在」になりたいわけではないって事です。
むしろ、この宮沢賢治の作品に出てくる”でくの坊”に近いのかなと思いました。
明日、大学の実習で出会った施設長と対談させていただけるので、色々相談してこようっと!さて、テスト頑張ります!