就職活動するモチベーション=労働するモチベーション ではない!?
就職活動するモチベーションと労働するモチベーションは全く違うものだと理解しなければいけないと思います。
就職活動するモチベーションは、”自分の為”という動機が中心を占めると思います。
でも、労働というのは基本的に他者への還元作業なので、根本的な性質がまず違うという事を理解しないといけないと思うんです。
基本的に就職活動に”誰かの為”という視点を持ち込んでいる人はいないと思います。今まで育ててくれた両親の為にという思いを持っている人もいるかもしれないですが、多くの大学生は”自分の為”に就職活動するでしょう。
でも労働は前述した様に、他者への還元作業だと思うんです。
だから、その視点を入れずに、この企業に入れればいいや!っていう思いしか持っていない人は、実際に仕事の現場に立った時にすごく悲惨な事になると思います。
じゃあそれを防ぐ為にどうしたら良いか。
自分の労働を享受する人がいるという視点をしっかり持つ事が大切になると思います。
少なくとも今の自分は、このように思考しています。これからまた変化していくかもしれないけど(笑)
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
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