AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

【バリバラ】MZK(最もズレてる健常者)!? いや、みんなMZKからスタートします。

 こんばんは。今日は最近見たバリバラについて記事を書きます。 

この放送をご覧になった方はいますか?

内容としては平成ノブシコブシ・徳井さんが「1日ヘルパー体験」をするというもの。 

 これが本当に良い放送だったんです。

平成ノブシコブシ・徳井さんはMZK(最もズレてる健常者)と言われていました。

それは、脳性麻痺を抱えている人を、小さい子どもにどう説明するかという質問に対し、「曲がってる人もいるんだよ」と応対するほどです(笑)

 

でも、実際に何かしらの障害を抱えている人と直に接してみなければ、この”ズレ”は縮まらないと思います。そして、このズレって、あくまでも自分が知らない事に対する、思い込みみたいなもの。

 

人間って、自分が経験した事が無い事、知らない事に対してはよく分かっていません。だから、勝手な偏見や思い込みが生まれ、その事柄をしっかり理解している人と比べて、認識のズレが生じます。

 

でも、この”認識のズレ”は、実際に現場に行って体感すれば徐々に無くなっていきます。 

だから、まずは体験して、認識のズレを無くしていく事が大事。

 

 

僕自身、偏見をかなり持っていた。

 僕は大学2年生の時に、精神疾患を抱える方が通う、地域活動支援センターで実習を行った経験があります。当時は右も左も何も分からなくて、精神疾患を抱えている人に対して漠然としたイメージしか持っていませんでした。

 

僕がなぜ、精神疾患を抱える人が通う施設に実習に行こうと思ったのかは、以前記しました。

 

 僕はソーシャルワークが出来る人間になりたい。 

 

 

でも、実際に施設に行くまでは、やっぱりどんな人がいるか分からないし、怖いんです。実習が始まってもず〜と緊張が止まらず、なかなか自分を表現出来ませんでした。

 

そんな僕を見た利用者の方は、とにかく思いやりを持って接してくれました。 

自分が緊張でガチガチになった時に、人が思いやりを持って接してくれたり、辛い時に支えてくれる言葉をかけたりすると、かなりエネルギーをもらいますよね。

 

 施設の利用者の方々から、たくさんのエネルギーをもらいました。

 そして、身を持って利用者の優しさに接した時には、僕は実習に行く前までに感じていた偏見や不安はすでに消え去っていました。

 

ズレは、自分が頭ででっち上げた認識の差みたいな物。

身をもって体感すれば、ズレは縮める事や無くす事が出来ます。

 

 

あくまでも、その人の主体性を大事にする

 実際に、平成ノブシコブシ・徳井さんは施設で「1日ヘルパー」を体験しました。

食事介護なども実際に体験していました。でも、ここですごく面白い事が起きました!

 

ある利用者さんがうどんを食べたい!と言い、徳井さんが食事介護をしていました。

その利用者の方は、徳井さんに「七味を入れて下さい!」とお願いしていました。

 

でも…七味の量が半端ない!!(笑)

これ、絶対に辛すぎて食べれない!と思うぐらいに七味を要求する利用者の前に、徳井さんは愕然。

 

でも、これで良いんです!

あくまでも、その人の主体性を尊重しないといけません。

 

「いや、そんなに七味を入れては辛すぎるからダメだよ」と自分の意見を押し付けるのではなく、あくまでも相手の気持ちを尊重するそして、最後の決定権は相手側に委ねる。この意識を持っていれば、MZK(最もズレてる健常者)ではなくなります。思考を考え直す良い機会になりました!

 

では、今日はこの辺で。