1994年生まれの僕が、エイトマンを読み始めた理由。
ジュネレーションギャップ。
この言葉の意味としては、世代による文化、価値観、思想などの違いだとウィキペディアでは書いてあります(笑)
皆さんはこの言葉を、実際に身を持って体感した事はありますか?
普段、自分と同年代と過ごす事が自然と多くなってしまい、自分よりも”倍”も年が離れた人と会話をした時に、全然話についていけない…。そんな経験をした事はありませんか?
僕は最近、このジュネレーションギャップという言葉を肌でひしひしと感じる機会がありました。今日は、そんなジュネレーションギャップを1度でも感じた事がある人には、ぜひ読んでもらいたいと思い、ブログを書いています。
- ふらっと入った床屋さんで、本当に素敵な出会いがあった
- ロックマンなら知っているけど…
- その人が生きてきた、味わってきた人生の一部を知れるって素敵な事だ
- ジュネレーションギャップ?いや、僕はギャップを埋めていきますよ!
ふらっと入った床屋さんで、本当に素敵な出会いがあった
3月14日。僕は長くなった髪の毛を切ろうと思い、床屋さんを探していました。
大学で関東にいる時は”行きつけ”の美容室に行くのですが、地元に帰ると特にそんな美容室も無く。新しい美容室か床屋さんを開拓しよう!と思い、ふらっと床屋さんに入りました。
そのお店は、見た目が若そうな男性が経営しているお店でした。
たまたまお客さんがいなかったので、マンツーマンでゆっくりと髪の事について話をしながら、髪の毛を切ってもらいます。
切っている間は、基本的にずっ〜と雑談をしていたのですが、全然話が分からない(笑)僕が無知って事もあるけれど。
僕はバブル時代の事とか全く知りません。昔の日本がどれだけ良い時代だったかを話を聞いたり、「アッシー、メッシーってそういう意味だったんですか!?」とか、なるほどなるほど、と納得したり、すごく楽しみながら髪の毛を切ってもらっていました。
様々な雑談が繰り広げられる中、ふと店長さんが僕に「エイトマンって知っている?」と問いかけました。
ロックマンなら知っているけど…
いきなりこう問いかけられた時、正直に言えば「えっエイトマン??えっ、ロックマンじゃなくて??」と思いました。
そしたら、店長さんがエイトマンについて語り始めたんです。
でも、その勢いがとにかく凄くて。エイトマンのどういった部分が面白くて、かっこよいんだ!という話を、熱い思いを持って僕に話ししてくれました。
「バックルからタバコを取り出して吸って、エネルギーを回復させるんだよ!」など、ストーリーの事など細かく教えてくれたんです(僕は知らないけど笑)
話は全然わからなかったけれど、この時、僕はこの人は本当に素敵だなって思ったんです。だって、話をしてくれる時の熱量がとにかく凄いからです。
その人が生きてきた、味わってきた人生の一部を知れるって素敵な事だ
僕はエイトマンっていう漫画がある事すら知りませんでした。ロックマンじゃないの?って思ったぐらいですから。
でも、その人がすごく思いを持って熱量を持って話をして下さると、「あぁ、その作品って一体どんなストーリーなんだろう。どんなキャラクターなんだろう。」と自然に興味が湧き始めました。
エイトマンの他には、石ノ森章太郎さんの「仮面ライダーシリーズ」などをお話して頂きました。そして、この仮面ライダーシリーズもとにかく”熱く”お話して下さるんです。
その時、僕はこう思いました。
「何かを、熱く語れるぐらい好きな事があるって素敵な事だなって」
年齢はきっとだいぶ離れているけれど、自然とその店長さんに魅せられている自分がいました。
ジュネレーションギャップ?いや、僕はギャップを埋めていきますよ!
そして髪を切ってもらった2日後、僕は本屋さんで「エイトマン」と「仮面ライダーシリーズ」を買っていました。自然と。
もう読みたくてしょうがなくなっていたんです。
確かにジュネレーションギャップはあったのかもしれません。
でも、僕はその店長さんがあれだけ熱くなっている事柄を一緒に共有したいな!って思いました。一緒に、「エイトマンってかっこよいですよね!仮面ライダーシリーズのキカイダー最高ですよね!」って話をしたくなったんです。
人がジュネレーションギャップを感じた時に、そのまま話が終わってしまうのか、それともそのギャップを埋めようとするかは、やっぱり一緒に物事を共有したいという”思い”が発生するか、どうかだと思うんです。
キラキラした目で、熱い思いを持って話をされたら、僕はもうその店長さんに魅せられていました。
皆さんもジュネレーションギャップを感じた時はあると思います。
そのギャップを埋めるのにはやっぱり”熱量”や”どれだけ好きか”という思いを、相手に感じさせるかが大事だと分かりました。
ジュネレーションギャップなんてくそくらえ!
僕は、絶対にそのギャップを埋めて、一緒に店長さんとたくさんお話を盛り上げたいと思います!では、今日はこの辺で。