AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

人を生産性で見るのはやめない?

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 4月22日に見たswitchインタビューを見て、少しだけ自分の思いを吐露します。ただの日記です。

 

 僕たちは、資本主義社会の中で生きている。

この社会で生きていく為には、私達は労働をして、お金を手に入れなければならない。大学生だったら、多くの人がアルバイトをしてお金を稼ぐだろう。奨学金を借りる事が出来なければ、大学に進学出来ない人もいる。とにかく、お金が必要だから、私たちは労働をしてお金を稼がなければならない。

 

 その結果、私達は自分の労働力を会社や社会に売る事を前提にして生きていかなければならなくなった。自分の労働力を商品化して、周りよりも秀でた商品に見せるかのように。でも、その結果が人をどれぐらい労働出来るか、何を生み出せるかという、生産性で見る視点が生まれてしまい、何も生み出す事が出来ない重複障害者は切り捨てられても良いのだという恐ろしい事件が生まれたのだと思う。

 

 しかし、ネット上ではあの痛ましい事件を起こした犯人の意見に賛同するという考えも現れた。 その意見に賛同する人達はすごく物事を合理的に見ているのだと思うし、怖いなと思った。

 

 もっと、その人を見つめ、その人が何が出来るのかを考えてあげて、人を育てようという思考が増えてほしい。労働力を商品化する事は、際限なく広がっていく世界。このままだと、私達が頑張って仕事をしていく度に手に入れる物は「過労死する自由」だと思う。

 

  人が1人で出来る事など限られているのだから、自分が出来る事、そして周りが出来る事を掛け合わせてもっと大きなチャレンジをしていけるのが1番良いと思う。あ〜ダメだ、全然考えがまとまらない。もう1度、switchインタビューの再放送を見て自分の考えを書き直していきたいと思います。では、今日はこの辺で。

 

SWITCHインタビュー・「松岡正剛さん×コムアイさん」の対談は本当に素敵だった。

 昨夜、僕が大好きな番組の1つである「SWITCHインタビュー」が放送されていました。この番組に対する思いは、以前ブログにも書いた事がありました。

 

akiaki1324336.hatenablog.com

 

 昨日の放送では「編集工学」を提唱する、松岡正剛さんと「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイさんが対談していました。でも、僕は残念ながらこの2人の事は知りませんでした!(ばかやろう)でも番組が始まってすぐに、僕は2人の事を何にも知らない僕はテレビの前からずっと離れる事が出来なくなるぐらい、画面の向こうの2人に吸い寄せられていました。

 

その理由はシンプルで、松岡さんとコムアイさんのお互いのリスペクトをとても強く感じたからです。

 

松岡正剛さんとコムアイさんの年齢差はなんと…

松岡さんは74歳。コムアイさんは 24歳と年齢差はなんと50も離れています。普通、50歳も年が離れている人と、とことん語り合う事が出来る人は少ないと思います。それは、絶対にジュネレーションギャップが生じているからです。多くの人は、そのギャップを感じたらそれを埋めようとはしません。自分の話が通じる人にだけ、自分が居心地の良さを感じる人とだけ会話したいと思うのではないかと思います。

 

 でも、この2人の関係性は本当に素敵でした。それは松岡さんとコムアイさんが、互いのリスペクトを絶やさず、常に相手の言葉を自分の心の中に落とし込んで、自分の言葉で話し合っていたからです。

 

どれだけ年が離れていようと、とことん語り合える関係性は本当に素敵だ

 今回の放送を見て強く感じたのは、どれだけ年が離れていようととことん語り合う事が出来る関係性があるのは本当に素敵だなっていう事です。自分の話は簡単に通じるけれど何の響きもない関係性では、人の心を動かすような新しい発見って少ないのではないかと思います。

 

 今回の2人の対談は、人と人の関係性で本当に素敵だなって思わせられる素晴らしい回でした!では、今日はこの辺で。

 

P.S 松岡正剛さんの書斎、すごすぎじゃー!!!!

地方の人口減少と東京一極集中に思う事。

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 最近、自分の将来について思考している時間がとても多い。

それは就職活動という人生の分岐点に突入して、自分の未来について絶えず考えているからだが、こうして大学生も4年目に突入して思うのは、「あれ、自分は意外と東京に”愛着がないんだ”」という事だ。

 

 僕が初めて関東に上京したのが、2014年。サッカーのブラジルW杯が開催された年で、その時の記憶は今でも鮮明に覚えている。その年までに何回か東京に訪れる機会はあったけれど、それはあくまでも観光としてだ。4年間、その土地に根っこを下ろして生活をしながら、関東の今まで自分が見たことがない景色をずっと見る事が出来ると思ったら、当時の僕のワクワクが収まる事は無かった。

 

 あれから月日が経ち、2017年になった。

3年間、関東で生活をする中で感じる事はたくさんあった。遊ぶ場所は多いし、ふらっと立ち寄れるカフェも多くある。時間を潰せる場所などいくらでもある。好きな小説家のイベントは東京で多く開催されるから、本当に最高だ。でも、正直に言えばあんまり東京に愛着がない。

 

地方の人口減少と東京一極集中に思う事。

 先ほどまで、横浜の桜木町駅に居た。

本当に素敵な場所だなと思う。近くにはみなとみらいがあって、あんな素敵な場所でデートをするなんて本当に楽しいだろう。少し歩いて、日の出町の方に行けば、福富町や野毛など、飲み屋街や綺麗なお姉さんと楽しく過ごせる場所が多くある。

 

 こうして少し出かけて思うのは、東京や横浜は魅力的な物が多く存在しているという事だ。それは本当に心から思う。横浜や東京で生まれ育った人が本当に羨ましくてたまらない時期もあった。同じ人間なのに、生まれた場所や環境の違いだけでこれほどまでに生活が変わるのかと悲観する事もあった。

 

 自分が生まれ育った場所を離れて、自分が育った場所から得られる”地縁のメリット”を捨ててでも、東京に来たいと思う人も多いだろう。僕の友人の中には「自分を変える為に東京に進出する」と語る友も居る。全く0の状態から東京で努力していきたいと決心したのはすごいと思う。

 

 東京一極集中や中央集権という言葉が飛び交うけれど、結局はその人自身の価値観の違いが現れているだけだ。つまり、自分がどう生きたいか。自分が幸福に生きる為には、どうしたら良いのかを追求していった先に、東京の方が魅力があってそこで生活したいと思う人が多いだけという事。地方に魅力が全くないというだけでは無い。前述した様に、生活は特に困っていなくても、”自分を変えたい”という思いで上京する人もいるからだ。

 

 人は100%の満足度を得られる事は出来ないと思う。現状8割は満足して、残りの2割は多少不満があるという状態で、生きていくしかないと思う。

 

 僕は残り1年、しっかり悩みながら、新天地の場所を模索し続けたいと思います。では、今日はこの辺で。

 

 

 

 

傷付く事を恐れるな。

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 最近、全然ブログを書けていませんでした。

ブログだけでなく、大好きな読書もまるで出来ない日々。その理由は明白で、ブログを書いたり、読書するモチベーションが無かったからです。

 

 今の自分は簡単に言えば、傷付く事を恐れている状態です。

何か新しい事、挑戦したい事、目指したい事が、うまく行かなかった時の事を考えて、すごくビビっているんだと思います。そして、僕はこの状況はすごく危険な状態だと分かっています。わかっているんだけれども、傷付く事を恐れている自分がいます。

 

 そんな自分に一言、言葉をかけてやるとしたら、僕はこう言いたい。

 

傷付く事を恐れるな!と。

 

 どんどん挑戦をして、物事がうまく行かない経験をして、立ち上がる事が出来ないぐらい、傷付けと。僕はこう言いたい。

 

去年の春、僕はとにかく傷付いていた

 昨年の春、僕は本当に辛い日々を送っていました。

自分が今まで経験をした事が無かった深い悩みで、とても傷付いていました。

2016年の3月から6月の中旬まで、本当に苦しい毎日を過ごしていました。当時を振り返って、決して生産的な日々を送る事は出来ていなかったですが、人間は深く傷付く経験をする事も大事だなって、今になってはそう思うんです。

 

 傷付くってすごい嫌な体験だと思います。

あの時を振り返ったら、自分の心がぎゅっ〜と握りつぶされるかの様な感覚で、もう思い出したくないと思う人もいると思います。でもそれ以上に傷付く事を恐れ、挑戦出来ていない自分が嫌なんです。挑戦しなければ成長を得る事すら出来ないから。

 

 でも新しい事、自分が挑戦したい事に対して、もしうまく行かなかったらどうしようと不安を感じています。ダメだったらダメで、その時は深く落ち込んで、そしてもう1度這い上がればいいじゃん、自分にこう言いたいです。

 

 僕は昨年の春にすごく辛い経験をしました。

でも、新しく出会った人や今まで出会った人に支えられて、また1歩を踏み出せています。成功体験は絶対に大事だと思いますが、それと同じくらい傷付く経験も大事だと思います。僕の地元の県知事は、選挙に落ちると、本当に心身共に疲弊して、立ち上がれなくなるぐらいショックを受けるのだと仰っていました。

 

 そんな辛い体験をした時にどうするのか?

それは思いっきり凹む事。そして、若いお姉さんがいる飲み屋にでも行って、エネルギーをもらう事が大事だ仰っていました。僕はこの言葉を聞いて、その知事の事が好きになりました(笑)

 

 

傷付く度に、這い上がる自分になりたい。だからこそ、今の自分にもう1度こう言います。

「傷付く事を恐れるな!チャレンジし続けろ!」

 

 では、今日はこの辺で。

 

ドジョウの特徴とは??ドジョウについて知っておくべき4つの事。

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 皆さん、こんにちは。

タイトルが示している様に、今日はドジョウについて記事を書きたいと思います。先日、髪を切りに床屋さんに行ったのですが、色々な雑談をしていく中、たまたまドジョウの話になりました。

 

床屋さん)「ドジョウって、エラ呼吸の他に”腸呼吸”もしているんだよ!」

 

僕)「えっ、”腸呼吸”!?なんですか、それ!!」

 

床屋さん)「ドジョウは腸からも呼吸をしているんだよ。だから、お尻の方を見たらプクプクと泡が出ているから、今度見てみて!」

 

僕)「へ〜ドジョウは腸呼吸なんてするんですね!知らなかった〜」

 

床屋さん)「そうそう!だから、ドジョウを日本酒の中に入れて、”へべれけの状態”にさせると、身体が柔らかくなって美味しくなるんだ〜」

 

僕)「へっ?”へべれけ!?”(やばい…全然ドジョウの事知らないよ〜)」

 

と、全く話に付いていけませんでした!!

 

でも…

 

話を聞いている内に、

 

ドジョウって生き物が気になって気になって、しょうがなくなっていました。

そしたら…なんと…

 

昨日、「ダーウィンが来た」でドジョウ特集キタコレ!! (笑)なんというタイミングだ!という事で、今日はドジョウの生態について記したいと思います!

 

497回「田んぼが大好き!里山の珍魚ドジョウ」│ダーウィンが来た!生きもの新伝説

 

 

あなたもドジョウを好きになる!?まずは、その生態について

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 簡単にドジョウの特徴について4つ記してみます。

 

  • ドジョウは田んぼに生息している(田んぼ大好き!)
  • ドジョウは身体の表面に粘液をまとっている
  • ドジョウは腸呼吸
  • 冬の期間はずっと、土の中にいる

 

この中でも、なんで腸呼吸をしているか興味が湧きませんか?

 

その理由は、ドジョウが水中の酸素が足りなくなった時に、酸素を取り込もうと1度水面の上に顔を出します。そこで取り込んだ空気を、腸からお尻に出すんです。

この腸呼吸があるおかげで、水中に酸素が無くても、ドジョウは生き延びる事が出来るんです。 エラ呼吸と腸呼吸の二刀流だ。

 

 

 ドジョウの繁殖の仕方は?

ドジョウの性別は、オス・メスとあります。

ちなみに、メスの方がすごく大きいんです!!

放送を見ていて、メスが大きいな…とビックリしました。オスはメスを追いかけて、繁殖のチャンスを伺います。

 

そして、チャンスと見るやいなや…

 

メスの身体にするっと巻き付きます。そして、巻きついた瞬間に産卵をするんです!

 

 

ドジョウを使った料理。ドジョウ鍋とは?

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 実は、冒頭の床屋さんで髪を切ってもらっている時に、「ドジョウを食べたい!」と伝えたら、東京の駒形にドジョウを使ったお店があると教えてもらいました。

 

早速検索してみましたが…めちゃくちゃ美味しそう!!

 

www.dozeu.com

 

 

ちなみに食べてみたいのが、ドジョウを卵で閉じた「柳川なべ」。

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イラストだとこんな感じです。

 

いや、めちゃくちゃ美味しそうだ!!

 

 

1回、ドジョウを食べてみます!!

 こうして、ドジョウの生態を調べると、生き物ってほんとすごいな…て思います。でも、そんなドジョウも県によっては絶滅区危惧種として指定されているところもあります。だからこそ、貴重なドジョウを、その生態をもっと知った上で、美味しい料理として1度食べてみたいなと思います。今度、浅草にある駒形どぜうに行ってみたいと思います。

 

ドジョウ2匹が肛門から侵入、1匹見つからず… | ニコニコニュース

 

あと、ドジョウ関係でこんな怖いニュースが。。。ドジョウも可哀相だよ…。

では、今日はこの辺で。 

壊れた家族を再生させる物語。その役割を果たすのが【ミッドナイト・バス】。

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 伊吹有喜さんの「ミッドナイト・バス」を読み終えました。

この作品は、新潟と東京間を走る深夜バスを中心にして、壊れた家族の関係性が再生されていくという物語です。

 

 この物語の舞台は、新潟と東京を舞台に展開されます。

新潟では、万代シティーバスセンターや萬代橋弥彦山など、地元民には嬉しい縁のある地名がたくさん現れます。だからこそ、新潟県民の方には絶対に読んでもらいたい作品です。特に、就職や進学をきっかけにして、地元から離れてしまった方には、ぜひ1度読んで頂きたいです。

 

 

正直に言えば、僕は深夜バスが怖い。

 正直な話、僕は深夜バス、高速バスという言葉を耳にすると少し怖いです。

大学1年、2年生の時は、金銭面に余裕が無い事もあり、深夜バスで地元・新潟に帰省する機会も多くありましたが、その手段は今はあまり使っていません。

 

それは昨年の1月に軽井沢で起きたスキーバス転落事故が、僕の中で恐怖という感情を湧き起こさせているのかもしれません。乗客の命が、深夜眠っている最中に、一瞬にして消えてしまう。真っ暗闇の中、誰にも気づかれる事なく、忽然と。そう考えると、僕は深夜バスの中で熟睡をした記憶がありません。

 

 どこか怯えながら、朝日がバスの中に差し込むのを期待しながら、明日が来る事を待ち望んで、深夜バスに乗車していました。でも、そんなネガティブなイメージが【ミッドナイト・バス】を読んで、少し変わった気がします。

 

 

時の経過を感じながら、目的地に到達する事の重要性

 新潟から東京に行く時、金銭面に余裕があれば、移動手段としては新幹線を用いるでしょう。高速バスや深夜バスで移動に5時間かけるならば、時間的短縮を少しでも図るために新幹線を選ぶはずです。

 

 でも、時の経過を感じながら目的地に到達することも大事なのではないか?

そう思わせてくれたのが「ミッドナイト・バス」です。

 

少しだけ、僕の話をさせて下さい。

僕は2月の下旬に宮崎に行きたかった。その理由は、あるJリーグクラブのキャンプを観に行きたかったからなのだけど、実際には実現出来ず。でも、宮崎にどうやって行こうかなと考えた時に、僕がお世話になっている60歳代の男性から寝台列車で宮崎に行ってみればいいと」言われたのを思い出しました。

 

その方は、僕に「新幹線を使っていくのではなく、寝台列車を使って、時の経過をじっくり感じながら目的地を目指してみるのも良いと思うよ。」と声をかけてくれました。

 

 そして、僕は【ミッドナイト・バス】を読み終えた時、この言葉の意味が分かりました。目的地まで最短で辿り着くだけが、正解ではないんだ。目的地までに紆余曲折を経て、色々と思いを巡らしながら、目的地に向かう時間もすごく大切な時間なんだ。

 

 

20年後。40歳代になったら、またもう1度読み直したい作品。

 家族がバラバラになりそうになってしまった。そんな経験は、どこの家族でもあると察します。主人公・高宮利一は年齢で言ったらもう50歳手前になります。

 

50歳になったら、きっと色々な事を抱えながら生きていくのだろう。

自分1人を養うだけでなく、自分の幸せだけを考えればいいのではなく、きっと色々な事を考え、悩みながら生活していく。

 

 僕はまだ20代前半です。だから、この主人公・利一さんが抱える悩みがダイレクトに身を持って共感出来るほど、人生を生きているわけではありません。でも、だからこそ、20年後にまた読み返してみたいなと思いました。

 

壊れかけてしまった家族を再生させる物語。

その役割を担うのが、新潟から東京、東京から新潟を結ぶ深夜バス。”時間の経過を感じながら”目的地に向かう事で、離れ離れになった関係を再生させてくれる「ミッドナイト・バス」。ぜひ、読んで見てください!

ミッドナイト・バス (文春文庫)

ミッドナイト・バス (文春文庫)

 

 

1994年生まれの僕が、エイトマンを読み始めた理由。

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 ジュネレーションギャップ。

 この言葉の意味としては、世代による文化、価値観、思想などの違いだとウィキペディアでは書いてあります(笑) 

 

皆さんはこの言葉を、実際に身を持って体感した事はありますか?

普段、自分と同年代と過ごす事が自然と多くなってしまい、自分よりも”倍”も年が離れた人と会話をした時に、全然話についていけない…。そんな経験をした事はありませんか?

 

 僕は最近、このジュネレーションギャップという言葉を肌でひしひしと感じる機会がありました。今日は、そんなジュネレーションギャップを1度でも感じた事がある人には、ぜひ読んでもらいたいと思い、ブログを書いています。

 

 

 

ふらっと入った床屋さんで、本当に素敵な出会いがあった

 3月14日。僕は長くなった髪の毛を切ろうと思い、床屋さんを探していました。

大学で関東にいる時は”行きつけ”の美容室に行くのですが、地元に帰ると特にそんな美容室も無く。新しい美容室か床屋さんを開拓しよう!と思い、ふらっと床屋さんに入りました。

 

そのお店は、見た目が若そうな男性が経営しているお店でした。

たまたまお客さんがいなかったので、マンツーマンでゆっくりと髪の事について話をしながら、髪の毛を切ってもらいます。

 

切っている間は、基本的にずっ〜と雑談をしていたのですが、全然話が分からない(笑)僕が無知って事もあるけれど。

 

僕はバブル時代の事とか全く知りません。昔の日本がどれだけ良い時代だったかを話を聞いたり、「アッシー、メッシーってそういう意味だったんですか!?」とか、なるほどなるほど、と納得したり、すごく楽しみながら髪の毛を切ってもらっていました。

 

様々な雑談が繰り広げられる中、ふと店長さんが僕にエイトマンって知っている?」と問いかけました。

 

 

ロックマンなら知っているけど…

 いきなりこう問いかけられた時、正直に言えば「えっエイトマン??えっ、ロックマンじゃなくて??」と思いました。

 

 そしたら、店長さんがエイトマンについて語り始めたんです。

 

でも、その勢いがとにかく凄くて。エイトマンのどういった部分が面白くて、かっこよいんだ!という話を、熱い思いを持って僕に話ししてくれました。

 

「バックルからタバコを取り出して吸って、エネルギーを回復させるんだよ!」など、ストーリーの事など細かく教えてくれたんです(僕は知らないけど笑)

 

話は全然わからなかったけれど、この時、僕はこの人は本当に素敵だなって思ったんです。だって、話をしてくれる時の熱量がとにかく凄いからです。

 

その人が生きてきた、味わってきた人生の一部を知れるって素敵な事だ

 僕はエイトマンっていう漫画がある事すら知りませんでした。ロックマンじゃないの?って思ったぐらいですから。

 

 でも、その人がすごく思いを持って熱量を持って話をして下さると、「あぁ、その作品って一体どんなストーリーなんだろう。どんなキャラクターなんだろう。」と自然に興味が湧き始めました。

 

 エイトマンの他には、石ノ森章太郎さんの「仮面ライダーシリーズ」などをお話して頂きました。そして、この仮面ライダーシリーズもとにかく”熱く”お話して下さるんです。

 

その時、僕はこう思いました。

「何かを、熱く語れるぐらい好きな事があるって素敵な事だなって」

年齢はきっとだいぶ離れているけれど、自然とその店長さんに魅せられている自分がいました。

 

 ジュネレーションギャップ?いや、僕はギャップを埋めていきますよ!

 そして髪を切ってもらった2日後、僕は本屋さんで「エイトマン」と「仮面ライダーシリーズ」を買っていました。自然と。

 

もう読みたくてしょうがなくなっていたんです。

 

確かにジュネレーションギャップはあったのかもしれません。

でも、僕はその店長さんがあれだけ熱くなっている事柄を一緒に共有したいな!って思いました。一緒に、「エイトマンってかっこよいですよね!仮面ライダーシリーズのキカイダー最高ですよね!」って話をしたくなったんです。

 

人がジュネレーションギャップを感じた時に、そのまま話が終わってしまうのか、それともそのギャップを埋めようとするかは、やっぱり一緒に物事を共有したいという”思い”が発生するか、どうかだと思うんです。

 

 キラキラした目で、熱い思いを持って話をされたら、僕はもうその店長さんに魅せられていました。

 

 皆さんもジュネレーションギャップを感じた時はあると思います。

そのギャップを埋めるのにはやっぱり”熱量”や”どれだけ好きか”という思いを、相手に感じさせるかが大事だと分かりました。

 

ジュネレーションギャップなんてくそくらえ!

僕は、絶対にそのギャップを埋めて、一緒に店長さんとたくさんお話を盛り上げたいと思います!では、今日はこの辺で。

 

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