AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

地方の人口減少と東京一極集中に思う事。

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 最近、自分の将来について思考している時間がとても多い。

それは就職活動という人生の分岐点に突入して、自分の未来について絶えず考えているからだが、こうして大学生も4年目に突入して思うのは、「あれ、自分は意外と東京に”愛着がないんだ”」という事だ。

 

 僕が初めて関東に上京したのが、2014年。サッカーのブラジルW杯が開催された年で、その時の記憶は今でも鮮明に覚えている。その年までに何回か東京に訪れる機会はあったけれど、それはあくまでも観光としてだ。4年間、その土地に根っこを下ろして生活をしながら、関東の今まで自分が見たことがない景色をずっと見る事が出来ると思ったら、当時の僕のワクワクが収まる事は無かった。

 

 あれから月日が経ち、2017年になった。

3年間、関東で生活をする中で感じる事はたくさんあった。遊ぶ場所は多いし、ふらっと立ち寄れるカフェも多くある。時間を潰せる場所などいくらでもある。好きな小説家のイベントは東京で多く開催されるから、本当に最高だ。でも、正直に言えばあんまり東京に愛着がない。

 

地方の人口減少と東京一極集中に思う事。

 先ほどまで、横浜の桜木町駅に居た。

本当に素敵な場所だなと思う。近くにはみなとみらいがあって、あんな素敵な場所でデートをするなんて本当に楽しいだろう。少し歩いて、日の出町の方に行けば、福富町や野毛など、飲み屋街や綺麗なお姉さんと楽しく過ごせる場所が多くある。

 

 こうして少し出かけて思うのは、東京や横浜は魅力的な物が多く存在しているという事だ。それは本当に心から思う。横浜や東京で生まれ育った人が本当に羨ましくてたまらない時期もあった。同じ人間なのに、生まれた場所や環境の違いだけでこれほどまでに生活が変わるのかと悲観する事もあった。

 

 自分が生まれ育った場所を離れて、自分が育った場所から得られる”地縁のメリット”を捨ててでも、東京に来たいと思う人も多いだろう。僕の友人の中には「自分を変える為に東京に進出する」と語る友も居る。全く0の状態から東京で努力していきたいと決心したのはすごいと思う。

 

 東京一極集中や中央集権という言葉が飛び交うけれど、結局はその人自身の価値観の違いが現れているだけだ。つまり、自分がどう生きたいか。自分が幸福に生きる為には、どうしたら良いのかを追求していった先に、東京の方が魅力があってそこで生活したいと思う人が多いだけという事。地方に魅力が全くないというだけでは無い。前述した様に、生活は特に困っていなくても、”自分を変えたい”という思いで上京する人もいるからだ。

 

 人は100%の満足度を得られる事は出来ないと思う。現状8割は満足して、残りの2割は多少不満があるという状態で、生きていくしかないと思う。

 

 僕は残り1年、しっかり悩みながら、新天地の場所を模索し続けたいと思います。では、今日はこの辺で。