読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

ドジョウの特徴とは??ドジョウについて知っておくべき4つの事。

ドジョウ

f:id:akiaki1324336:20170320145442p:plain

 

 皆さん、こんにちは。

タイトルが示している様に、今日はドジョウについて記事を書きたいと思います。先日、髪を切りに床屋さんに行ったのですが、色々な雑談をしていく中、たまたまドジョウの話になりました。

 

床屋さん)「ドジョウって、エラ呼吸の他に”腸呼吸”もしているんだよ!」

 

僕)「えっ、”腸呼吸”!?なんですか、それ!!」

 

床屋さん)「ドジョウは腸からも呼吸をしているんだよ。だから、お尻の方を見たらプクプクと泡が出ているから、今度見てみて!」

 

僕)「へ〜ドジョウは腸呼吸なんてするんですね!知らなかった〜」

 

床屋さん)「そうそう!だから、ドジョウを日本酒の中に入れて、”へべれけの状態”にさせると、身体が柔らかくなって美味しくなるんだ〜」

 

僕)「へっ?”へべれけ!?”(やばい…全然ドジョウの事知らないよ〜)」

 

と、全く話に付いていけませんでした!!

 

でも…

 

話を聞いている内に、

 

ドジョウって生き物が気になって気になって、しょうがなくなっていました。

そしたら…なんと…

 

昨日、「ダーウィンが来た」でドジョウ特集キタコレ!! (笑)なんというタイミングだ!という事で、今日はドジョウの生態について記したいと思います!

 

497回「田んぼが大好き!里山の珍魚ドジョウ」│ダーウィンが来た!生きもの新伝説

 

 

あなたもドジョウを好きになる!?まずは、その生態について

f:id:akiaki1324336:20170320143445j:plain

 簡単にドジョウの特徴について4つ記してみます。

 

  • ドジョウは田んぼに生息している(田んぼ大好き!)
  • ドジョウは身体の表面に粘液をまとっている
  • ドジョウは腸呼吸
  • 冬の期間はずっと、土の中にいる

 

この中でも、なんで腸呼吸をしているか興味が湧きませんか?

 

その理由は、ドジョウが水中の酸素が足りなくなった時に、酸素を取り込もうと1度水面の上に顔を出します。そこで取り込んだ空気を、腸からお尻に出すんです。

この腸呼吸があるおかげで、水中に酸素が無くても、ドジョウは生き延びる事が出来るんです。 エラ呼吸と腸呼吸の二刀流だ。

 

 

 ドジョウの繁殖の仕方は?

ドジョウの性別は、オス・メスとあります。

ちなみに、メスの方がすごく大きいんです!!

放送を見ていて、メスが大きいな…とビックリしました。オスはメスを追いかけて、繁殖のチャンスを伺います。

 

そして、チャンスと見るやいなや…

 

メスの身体にするっと巻き付きます。そして、巻きついた瞬間に産卵をするんです!

 

 

ドジョウを使った料理。ドジョウ鍋とは?

f:id:akiaki1324336:20170320152707p:plain

 実は、冒頭の床屋さんで髪を切ってもらっている時に、「ドジョウを食べたい!」と伝えたら、東京の駒形にドジョウを使ったお店があると教えてもらいました。

 

早速検索してみましたが…めちゃくちゃ美味しそう!!

 

www.dozeu.com

 

 

ちなみに食べてみたいのが、ドジョウを卵で閉じた「柳川なべ」。

f:id:akiaki1324336:20170320153543p:plain

 

イラストだとこんな感じです。

 

いや、めちゃくちゃ美味しそうだ!!

 

 

1回、ドジョウを食べてみます!!

 こうして、ドジョウの生態を調べると、生き物ってほんとすごいな…て思います。でも、そんなドジョウも県によっては絶滅区危惧種として指定されているところもあります。だからこそ、貴重なドジョウを、その生態をもっと知った上で、美味しい料理として1度食べてみたいなと思います。今度、浅草にある駒形どぜうに行ってみたいと思います。

 

ドジョウ2匹が肛門から侵入、1匹見つからず… | ニコニコニュース

 

あと、ドジョウ関係でこんな怖いニュースが。。。ドジョウも可哀相だよ…。

では、今日はこの辺で。 

壊れた家族を再生させる物語。その役割を果たすのが【ミッドナイト・バス】。

ミッドナイト バス

f:id:akiaki1324336:20170320105201j:plain

 

 伊吹有喜さんの「ミッドナイト・バス」を読み終えました。

この作品は、新潟と東京間を走る深夜バスを中心にして、壊れた家族の関係性が再生されていくという物語です。

 

 この物語の舞台は、新潟と東京を舞台に展開されます。

新潟では、万代シティーバスセンターや萬代橋弥彦山など、地元民には嬉しい縁のある地名がたくさん現れます。だからこそ、新潟県民の方には絶対に読んでもらいたい作品です。特に、就職や進学をきっかけにして、地元から離れてしまった方には、ぜひ1度読んで頂きたいです。

 

 

正直に言えば、僕は深夜バスが怖い。

 正直な話、僕は深夜バス、高速バスという言葉を耳にすると少し怖いです。

大学1年、2年生の時は、金銭面に余裕が無い事もあり、深夜バスで地元・新潟に帰省する機会も多くありましたが、その手段は今はあまり使っていません。

 

それは昨年の1月に軽井沢で起きたスキーバス転落事故が、僕の中で恐怖という感情を湧き起こさせているのかもしれません。乗客の命が、深夜眠っている最中に、一瞬にして消えてしまう。真っ暗闇の中、誰にも気づかれる事なく、忽然と。そう考えると、僕は深夜バスの中で熟睡をした記憶がありません。

 

 どこか怯えながら、朝日がバスの中に差し込むのを期待しながら、明日が来る事を待ち望んで、深夜バスに乗車していました。でも、そんなネガティブなイメージが【ミッドナイト・バス】を読んで、少し変わった気がします。

 

 

時の経過を感じながら、目的地に到達する事の重要性

 新潟から東京に行く時、金銭面に余裕があれば、移動手段としては新幹線を用いるでしょう。高速バスや深夜バスで移動に5時間かけるならば、時間的短縮を少しでも図るために新幹線を選ぶはずです。

 

 でも、時の経過を感じながら目的地に到達することも大事なのではないか?

そう思わせてくれたのが「ミッドナイト・バス」です。

 

少しだけ、僕の話をさせて下さい。

僕は2月の下旬に宮崎に行きたかった。その理由は、あるJリーグクラブのキャンプを観に行きたかったからなのだけど、実際には実現出来ず。でも、宮崎にどうやって行こうかなと考えた時に、僕がお世話になっている60歳代の男性から寝台列車で宮崎に行ってみればいいと」言われたのを思い出しました。

 

その方は、僕に「新幹線を使っていくのではなく、寝台列車を使って、時の経過をじっくり感じながら目的地を目指してみるのも良いと思うよ。」と声をかけてくれました。

 

 そして、僕は【ミッドナイト・バス】を読み終えた時、この言葉の意味が分かりました。目的地まで最短で辿り着くだけが、正解ではないんだ。目的地までに紆余曲折を経て、色々と思いを巡らしながら、目的地に向かう時間もすごく大切な時間なんだ。

 

 

20年後。40歳代になったら、またもう1度読み直したい作品。

 家族がバラバラになりそうになってしまった。そんな経験は、どこの家族でもあると察します。主人公・高宮利一は年齢で言ったらもう50歳手前になります。

 

50歳になったら、きっと色々な事を抱えながら生きていくのだろう。

自分1人を養うだけでなく、自分の幸せだけを考えればいいのではなく、きっと色々な事を考え、悩みながら生活していく。

 

 僕はまだ20代前半です。だから、この主人公・利一さんが抱える悩みがダイレクトに身を持って共感出来るほど、人生を生きているわけではありません。でも、だからこそ、20年後にまた読み返してみたいなと思いました。

 

壊れかけてしまった家族を再生させる物語。

その役割を担うのが、新潟から東京、東京から新潟を結ぶ深夜バス。”時間の経過を感じながら”目的地に向かう事で、離れ離れになった関係を再生させてくれる「ミッドナイト・バス」。ぜひ、読んで見てください!

ミッドナイト・バス (文春文庫)

ミッドナイト・バス (文春文庫)

 

 

1994年生まれの僕が、エイトマンを読み始めた理由。

エイトマン

f:id:akiaki1324336:20170316232612j:plain

 

 

 ジュネレーションギャップ。

 この言葉の意味としては、世代による文化、価値観、思想などの違いだとウィキペディアでは書いてあります(笑) 

 

皆さんはこの言葉を、実際に身を持って体感した事はありますか?

普段、自分と同年代と過ごす事が自然と多くなってしまい、自分よりも”倍”も年が離れた人と会話をした時に、全然話についていけない…。そんな経験をした事はありませんか?

 

 僕は最近、このジュネレーションギャップという言葉を肌でひしひしと感じる機会がありました。今日は、そんなジュネレーションギャップを1度でも感じた事がある人には、ぜひ読んでもらいたいと思い、ブログを書いています。

 

 

 

ふらっと入った床屋さんで、本当に素敵な出会いがあった

 3月14日。僕は長くなった髪の毛を切ろうと思い、床屋さんを探していました。

大学で関東にいる時は”行きつけ”の美容室に行くのですが、地元に帰ると特にそんな美容室も無く。新しい美容室か床屋さんを開拓しよう!と思い、ふらっと床屋さんに入りました。

 

そのお店は、見た目が若そうな男性が経営しているお店でした。

たまたまお客さんがいなかったので、マンツーマンでゆっくりと髪の事について話をしながら、髪の毛を切ってもらいます。

 

切っている間は、基本的にずっ〜と雑談をしていたのですが、全然話が分からない(笑)僕が無知って事もあるけれど。

 

僕はバブル時代の事とか全く知りません。昔の日本がどれだけ良い時代だったかを話を聞いたり、「アッシー、メッシーってそういう意味だったんですか!?」とか、なるほどなるほど、と納得したり、すごく楽しみながら髪の毛を切ってもらっていました。

 

様々な雑談が繰り広げられる中、ふと店長さんが僕にエイトマンって知っている?」と問いかけました。

 

 

ロックマンなら知っているけど…

 いきなりこう問いかけられた時、正直に言えば「えっエイトマン??えっ、ロックマンじゃなくて??」と思いました。

 

 そしたら、店長さんがエイトマンについて語り始めたんです。

 

でも、その勢いがとにかく凄くて。エイトマンのどういった部分が面白くて、かっこよいんだ!という話を、熱い思いを持って僕に話ししてくれました。

 

「バックルからタバコを取り出して吸って、エネルギーを回復させるんだよ!」など、ストーリーの事など細かく教えてくれたんです(僕は知らないけど笑)

 

話は全然わからなかったけれど、この時、僕はこの人は本当に素敵だなって思ったんです。だって、話をしてくれる時の熱量がとにかく凄いからです。

 

その人が生きてきた、味わってきた人生の一部を知れるって素敵な事だ

 僕はエイトマンっていう漫画がある事すら知りませんでした。ロックマンじゃないの?って思ったぐらいですから。

 

 でも、その人がすごく思いを持って熱量を持って話をして下さると、「あぁ、その作品って一体どんなストーリーなんだろう。どんなキャラクターなんだろう。」と自然に興味が湧き始めました。

 

 エイトマンの他には、石ノ森章太郎さんの「仮面ライダーシリーズ」などをお話して頂きました。そして、この仮面ライダーシリーズもとにかく”熱く”お話して下さるんです。

 

その時、僕はこう思いました。

「何かを、熱く語れるぐらい好きな事があるって素敵な事だなって」

年齢はきっとだいぶ離れているけれど、自然とその店長さんに魅せられている自分がいました。

 

 ジュネレーションギャップ?いや、僕はギャップを埋めていきますよ!

 そして髪を切ってもらった2日後、僕は本屋さんで「エイトマン」と「仮面ライダーシリーズ」を買っていました。自然と。

 

もう読みたくてしょうがなくなっていたんです。

 

確かにジュネレーションギャップはあったのかもしれません。

でも、僕はその店長さんがあれだけ熱くなっている事柄を一緒に共有したいな!って思いました。一緒に、「エイトマンってかっこよいですよね!仮面ライダーシリーズのキカイダー最高ですよね!」って話をしたくなったんです。

 

人がジュネレーションギャップを感じた時に、そのまま話が終わってしまうのか、それともそのギャップを埋めようとするかは、やっぱり一緒に物事を共有したいという”思い”が発生するか、どうかだと思うんです。

 

 キラキラした目で、熱い思いを持って話をされたら、僕はもうその店長さんに魅せられていました。

 

 皆さんもジュネレーションギャップを感じた時はあると思います。

そのギャップを埋めるのにはやっぱり”熱量”や”どれだけ好きか”という思いを、相手に感じさせるかが大事だと分かりました。

 

ジュネレーションギャップなんてくそくらえ!

僕は、絶対にそのギャップを埋めて、一緒に店長さんとたくさんお話を盛り上げたいと思います!では、今日はこの辺で。

 

f:id:akiaki1324336:20170315214603j:plain

 

自信が無い人は、自分の思いを周りに伝えよう!

助けて!きわめびと

f:id:akiaki1324336:20170316141047j:plain

  皆さん、自分に自信ってありますか?

自分に自信が無くて一歩を踏み出す事が出来ない。そんな人も多いと思います。僕もそんな自信を持って生きているわけではありません。今、自分に自信を付けたい人にぜひ読んでもらいたいと思っています。

 

 今日の11時頃に「助けて!きわめびと」というテレビ番組が放送していました。僕は初めてこの番組を見たのですが、「すごい良い番組だな!!」と感じました。

 

 今日の放送では、声優を目指している女性が取り上げられていました。でも、この女性がとにかく自信が無いんです。声優を目指す学校に通っている彼女は、アニメ出演のチャンスがあるクラスになかなか昇格出来ず。

 

 なかなか上に行けない彼女の口からは、とにかく言い訳の言葉が出て来ます。「あの子は才能があるから」、「あの子は若いから」など、自分の言葉で”昇格してアニメの声優になるんだ”という意思表示が全く出来ないんです。

 

 とにかく、「できるかできないか」で物事を考えていて、自分に自信が無い人の典型例だと思いました。そんな彼女に自信を付けさせてあげようと登場したのが、「100年に1人の逸材・プロレスラー棚橋弘至さん」です。

 

番組の趣旨としては、 棚橋さんが「自信力×プロレス」というテーマで彼女に自信を付けさせてあげようという狙いです。

 

 

自分の思いを口にする重要性

 彼女は、発する言葉がとにかく”言い訳”から入っていました。

そんな彼女を見て、棚橋さんは「自分の思いをもっと口にしよう」と助言します。周りに自分の目標や思いを口にすることで、自分の退路を断つという方法です。

 

 でも、この方法は1度なりとも成功体験を感じた事がある人が出来る手法なのかな…とも思いました。

 

 彼女は、まだ声優としての成功体験が何もない。

だからこそ、自信が無いし、私には出来ないんだ…と消極的な言葉が出て来ると思うんです。何か1つでも、彼女なりに成功体験を感じられれば、一気に成長速度は加速するはず。

 

 だから、正直どうなるのかな〜って思っていたのですが、棚橋さんが彼女に自信をつけさせようと提案したのが「腹筋を100回やろう」でした。

 

 

彼女が目に見えて、変化していった

 一見、腹筋100回やって何の意味があるの?って思うかもしれません。

でも、普通の女の子が腹筋を100回やるのはかなりきつい。でも、棚橋さんが膝を抑えながら、側で鼓舞し続ける事で彼女はすごく変わっていきました。

 

棚橋さんの様に自信に満ちあふれている人の側で、腹筋を100回出来たという達成感が彼女に自信を与えたのだと思います。そして、彼女が腹筋を終えた後に発した言葉が、すごく胸を打ちました。

 

 

(腹筋100回出来た時は)

何も考えていなかった

何も考えていないことが ちゃんと頑張っているとか

一生懸命やってることだと思う

 

 

 腹筋100回やっただけで何の意味があるの?って最初は思ったけれど、最後の彼女のやりきった表情で全てを悟りました。

 

そして、この一連の流れから、1つ分かった事があります。

 

 

今、この瞬間に向き合っている人の言葉はかっこよい!

それは、今この瞬間に向き合っている人の言葉は、本当にかっこよいという事。

自分の思いをしっかりと口にする事で、しっかりとその現実と向き合おうとする。

 

自分の思いを周りに伝える事で、自然と自分がやらなければいけない事に向き合う事になります。でも、そこから目を逸らさずに向き合う事が大事なんですよね。

 

そうやって、今、この瞬間に向き合っている人は、過去も未来も見ていないし、思考が完全に”今、この瞬間”に落ちています。そして、今、この瞬間に向き合っている人の言葉は、めちゃくちゃかっこよいんです。

 

ちなみに、似た記事を以前にも書いています。

 

 オイコノミアを見て、結果にコミットする重要性を感じた。

 

この記事では、結果にコミットする為にも、自分の思いを口にする重要性を書いています。

 

 そして、番組の最後では彼女は棚橋さんのプロレスの試合を観戦しに行った事を報告していました。とブログを書いていて、今気づいたのだけど、再放送だったんかーい!(笑)では、今日はこの辺で。 

 

www4.nhk.or.jp

 

2017年3月13日。”初めて”「君の名は」を観て、泣いてしまった。

君の名は

f:id:akiaki1324336:20170313200755j:plain

 

 いつからかあまり映画を観なくなってしまった。いや、大学生になってからかな。

中学生、高校生の時は1000円で映画を観れたので、映画が娯楽の1つだった。でも、僕はいつの間にか映画を観ないで、小説ばかり読むようになっていた。

 

 本の世界に入り込み、小説の主人公になりきってその世界を生きる。本を読む事以上に幸せな事はないのではないかと思っていた。でも、やっぱり映画という芸術にも、もっとたくさん触れ合わなければいけない。そう思わせてくれた映画。

それが「君の名は」でした。

 

 まさか22歳になって、映画館で涙を流してしまうとは思わなかった。人があまり居なかったので良かったけれど(笑) でも、これほどまでに人の心を動かす作品を、今頃になって観ている自分に喝を入れたい。

 

ばっかやろー!!!俺!!!

 

 では、映画の感想に入ります!

 

”人に会いたい” という純粋な気持ちを感じさせてくれる

 SNSが普及した現代において、LINEやTwitterなど仮想空間内で人とコミュニケーションを図る事が多くなっている。その事自体は別に悪い事ではない。でも、現代は何かが失われていった気もする。それは何なのだろうか?

 

それは、純粋に”この人に会いたい”という気持ちだ。

LINEやTwitterで頻繁に仮想空間内でやり取りをするのではなく、連絡が取れないなら、思い切って会いに行く。しっかりとした計画も練らずに、リュックサックを背負って、電車を乗り継いで、会いたい人に会いにいく。この”人に会いたい”という純粋な気持ちを、映画の中で何度も感じ取る事が出来た。

 

 「君の名は」の詳しいストーリーの叙述はしないが、瀧君と三葉が物語が進むにつれて”会いたい”という気持ちが増幅していく過程が、観ていてとても心地が良い。だが、物語が中盤に入ると、非常にドラスティックな出来事が起こり、2人は離れ離れになってしまう。

 

もう会えないのではないか?

 

こう思った人も多いと察するが、ここからが「君の名は」の真骨頂だ。

瀧君と三葉が、それぞれ募る思いを抱え、それが交錯しながらも、互いに”会いたい”と思う。この2人の心情が観客の心を震わせる。

 

 

一方通行の”会いたい”だと、人の心を動かす事は出来ない

 なぜ、「君の名は」はここまで心を動かす作品なのか?

それは前述した様に、”会いたい”という気持ちをすごく反映している作品だからだ。そして、その思いは刹那的な思いではないからこそ、より観客は物語に没頭する。

 

 瀧君”だけ”が会いたいと思っているわけではなく、三葉”も”会いたいと思っている。

一方通行の思いではないからこそ、より劇的にストーリーは加速する。そして、最後は作品名通りに綺麗にストーリーは着地する。

 

映画が終了した時には、僕は映画館で号泣しているという(笑)22歳にもなって(笑)

本当に素晴らしい作品だと思う。そして。僕はもう1度「君の名は」を観に行こうと思っています。その理由は、この作品がここまで人の心を動かしたのは、もっともっと理由があると思うから。それが何なのか、もう1度しっかりと考えたいからだ。

 

ただ、「君の名」はこれから何か小説や映画を作り、人の記憶に残るような作品を作る人に大事な事を示したと思う。それは、この作品が「読者や視聴者が自分に引き寄せて、問題をしっかりと考えさせる」という作品になっているからだ。

 

 作品はどういう思いや意図があって作られたのだろう?と受け取った側が考える作品でなければならないと思う。そうしなければ、ただ単に面白い作品として、消費されてしまう。

 

 でも、「君の名は」はそうではない。

純粋に”人に会いたい”、”好きだ”という思いを見事に表現していて、それを人の心に直接訴えかけてくれる作品だ。単純に面白いだけに終わらず、この作品を通して、自分の問題として引き寄せ、考えさせてくれる作品だ。だからこそ、消費で終わる事はない。

 

人の記憶に残る、素晴らしい作品を観ることが出来て本当に幸せでした!!では、今日はこの辺で。

 P.S 「君の名は」をもう1度観て、場所的、立地的の観点から記事を書きたいと思います。

 

 

 

現実か虚構か。羽田圭介氏の【成功者K】の読み応えが凄い。

羽田圭介

f:id:akiaki1324336:20170310211400j:plain

 

 

 こんなに読み応えがある作品は久しぶり。

【成功者K】はこう形容するしか言葉が思いつきません。それぐらい、ページをめくる手が止まりませんでした。今日は、この作品について感想を書きます。

 

現実か虚構か。その境目が分からなくなる。

 小説を読むことの1番の楽しさは、「他人になれる事」だと思う。

小説という仮想空間内で、その主人公と一体化し、様々な経験をする。あまりにも無理な設定でも、主人公というキャラクターに成り切り、その物語を体験する事が出来る。そこが小説の楽しさだ。

 

 しかし、この【成功者K】は仮想空間ではなく、限りなく現実に近い。

羽田圭介氏自身に成り切り、彼が体験してきた事を追従する事が出来るのだ。

 

僕はこの作品を読む前に、「文學界」という本を購入した。なぜ、この本を買ったのかというと、羽田圭介氏と村田沙耶香氏の対談形式のインタビューが掲載されていたからだ。そして、このインタビューで羽田氏が話していた内容と、成功者Kが思考している内容がリンクしたのだ。

 

その瞬間、僕はすごく混同してしまった。

あれ、これはどこまでが本当なのだろうか?嘘か本当の境目が分からなくなってしまった。例えば、文學界で羽田氏がテレビについて話す場面がある。

 

最初のほうでオンエアされた番組のキャラを起点にして進めていくの。

その前段階にある素人の僕ではなくて、テレビで一度キャラ付けされた僕をそのまま使うっていう感じ。だから、僕に求めてるものの範囲が狭くて、向こうの作る台本にきっちり収まるような発言をしない限り収録が終わらない。

検察の誘導尋問みたいな感じなんだよ。

P51 私たちが受賞で得たもの

 

インタビューを初めて読んだ時 、検察の誘導尋問みたいな感じなんだよ。というフレーズがすごく頭に残っていた。テレビでは、自分の思ったままの事を言っても、その尺に収まるような形にしないと収録が終わらないのだなと思うと、なんて無力なんだと感じた事を思い出す。

 

この作品はフィクションか?その境目が分からなくなった理由として、成功者Kを読み進めると、まるで検察の誘導尋問みたいという言葉が出て来るのだ。

 

村田氏との対談で話した内容と、成功者Kが感じた思考がリンクしている。

その事実が、虚構という壁を破壊して、グレーであった部分を限りなく透明に、クリアにしてしまう。

 

実際に村田氏との対談で、成功者Kは約2ヶ月で執筆したと話していた。そして、物語内でもしっかりと2ヶ月で書いているのだ。これも繋がっている。

 

現実の対談で話した内容が、成功者Kという物語内でもその言葉通り体現されているので、より一層真実度が増す。羽田圭介氏の対談を読み、羽田圭介氏のテレビを今までよく見てきた人ほど、この話が虚構ではなく現実だと思わせる仕組みになっている。

 

 

果たして、成功者Kは幸せなのか?

 成功者Kは芥川賞を受賞してから、様々な女性と性交を始める。

この性交を描く場面が、リアリティを感じてすごく良い。現実感を感じさせるのは、しっかりと日常を描いているからだ。テレビ局でいつも2,3個置いてある弁当を全て食べてしまう場面や、成功者Kの目線から繰り出される、身体感に基づく叙述。僕は羽田氏のこの部分が好きだ。

 

 羽田圭介氏が芥川賞を受賞した【スクラップ・アンド・ビルド】では、主人公が自慰行為にふける場面が何度も展開される。まさか、自慰行為をこんなに丁寧に描くのにも驚いた。老いた祖父のやせ細った身体と自分の屈強な身体を比較し、自分のたくましさを表現するなど、羽田氏は身体やその感覚を丁寧に描く。

そして、物語の進行と共に、以前感じていた身体感覚が時の経過に伴って段々と変化していく所を、身を持って体感させてくれるのだ。

 

 成功を手にしてから、ファンにすぐ手に出す様になった成功者Kに対しては、節操が無いなと感じたりもした。しかし、時に人間は欲の塊になる。仮に自分も成功を手にしたら、成功者Kと同じ行動を取ってしまうかもしれない。そう考えると、人間の欲にぶつかる作品なので、何度も読み返したいとは思わない。でもその分、濃密度が凄い。

 

だが、なぜこの作品はこんなにも読み応えがあったのだろうか?

前述した対談から、村田氏の言葉を引用する。

すごく信頼している方で、書く上でとてもお世話になっている人がいるんだけれども、その人に「このままだとちゃんと読んでもらえない作家になるよ」って言われて……。

 

クレイジーな人がクレイジーなものを書いてる、それはすごく安全な場所から眺めることだから、安全な読み方しかされなくなる。自分に引き寄せてこの問題をちゃんと考えてくれる読者がいなくなってしまうって。

 

そういうふうな形でテレビに出て、読まれない作家として、ただのキャラクターとして使い捨てられていくことは作家としてすごく危険なことだから、もうバラエティには一切でないほうがいいよっていうことを懇々と諭されて。おっしゃるとおりだって思ったの。

 

P45 私たちが受賞で得たもの

 

 クレイジーな人がクレイジーなものを書いている。

その様に認識される事は、危険な兆候なのかもしれない。

設定があまりにもぶっ飛んでいたり、作者がクレイジーな人だと認識されていたら、出来上がった作品は、読者としてはただ面白い読み物として消化されてしまうだけだろう。

 

だからこそ大事な事は、作品を読みながら、どれだけ自分の事として引き寄せられるかだ。

羽田圭介氏がテレビに多く露出を増やす事によって、周りから認知されていくと同時に、羽田圭介という人はどんな人なのかと興味が湧いた人は多いと察する。

 村田氏が危惧した様に、テレビを見て初めて羽田氏を知った人からすれば、ここでいう”安全な読まれ方”しかされていないかもしれない。でも、羽田氏の著作をしっかりと読んでいる人ならば、自分の問題として捉えながら読書する。

 

その時に、この作品は計り知れない物を生み出したと思う。つまり、成功を手にした者の人生の変化である。実際に成功者Kに成り切って、成功者Kの人生の変化を自分の問題として捉えた時、僕自身羨ましさを感じたと同時に、幸せで満ち足りた状態かと言えば、そうではない。でも、羨ましいけどね。

 

ただ、辿り着いた者にしか見えない景色がある事も事実。

それを小説という形で、しかも成功者Kに成り切って体感出来るのは、やはり小説って素晴らしいなと思う。

孤独ではなく、孤高を目指す!ボクサー・鷹村守の生き方が、かっこよすぎる。

はじめの一歩

f:id:akiaki1324336:20170308135747j:plain

(写真は、ボクサーという犬)

 

 皆さん、こんにちは。毎週水曜日は、週刊少年マガジンの販売日ですね。今日は、マガジンで掲載している「はじめの一歩」というボクシング漫画に着目します。その中でもボクサー・鷹村守について記事を書きます。

 

 「はじめの一歩」を読んで、この鷹村守というボクサーの”生き方”があまりにもかっこよく、読んでいて身体が痺れるぐらい興奮してしまいました。

 

 今週号で、鷹村守が世界ミドル級王座防衛戦に出場する事になったのですが、彼はこの防衛戦に文句をつけまくります。それは、彼がスーパー・ミドル級に挑戦したいからです。彼は、前人未踏の6階級制覇を達成したいので、防衛戦などやってる暇はないと言い張ります。

 

 それを見た主人公・一歩は、鷹村が目指している領域があまりにも遙か彼方の目標であり、1歩1歩地に足を付けて進んでいく自分と比較し、「鷹村さんは孤独ではないんですか?」と質問します。

 

そして、この後の鷹村の答えがとにかく痺れるんです。

 

 

孤高と呼べ

 鷹村守という人間は、誰にも理解出来ない立場にいる。だからこそ鷹村さんは孤独ではないかと。そう一歩は考えました。

 

その問いに対して鷹村はこう返します。

初めは誰だって何者でもない

オレ様もキサマもスタートラインは同じだ

それが何かのキッカケで歩き出す 前へ進む

なんでもねぇ平坦な道は ある所で急に厳しい坂になり

 

障害物をどけながらの山登りになる

どけてどけて頂上を目指す

 

頂上には一人分の足場しかない

 

最後の邪魔をどけて そこに立つ

 

 辿り着いた者にしか見えない景色がある

それを見るために 皆 登る

 

臨んで行った場所だ 孤独と言うな

 

孤高と呼べ 

 

鷹村守は、歴史と戦っている

 たった1人だけが見る事が出来る景色。それを見る為に、登り続ける。

鷹村は頂上に辿り着き、そこから覗く景色には、光輝く星が見えるといいます。

 

でもなぜ、そこまでして登り詰める必要があるのか。

それは、今まで偉大なボクサーが見てきた景色と同じ景色を見る為。いやそれ以上の景色を見たいから。

 

この考えを聞いた一歩は思わず「鷹村さんは歴史と戦っている」と驚愕します。

そして自分と比較し、真似できそうにない、いや、できないと判断します。

 

その姿を見た鷹村が、また一歩にこう言います。

 

やるか やらないか それだけだ!

 できる できねぇってすぐ頭で考える

 

違うだろ

 

動け

 

やるか やらないか それだけだ!

 

多分、多くの人は一歩の様な考えだと思う。

自分が挑戦する物事に対し、「出来る、出来ないか」で考えてしまう。

僕自身もそれで悩んでいた時がありました。その時の思いを記事にしています。

 

 日本人失格を読んで思う事。

 

 頭で考えている内は、何も始まらない。

ただ、前を向いて動く。それしか未来を切り開く事は出来ない。

「やるかやらないか」で物事を考えている人は、強い意思と覚悟を持っている。

 

そして、物事が失敗に終わったとしても、そこで挑戦した事によって得られた経験値により、もっと高い次元を見ようと努力する。この場合、鷹村が頂上に辿り着こうと崖を登り詰める作業です。

 

 もっと高い次元、自分が見たこともない領域を見るためには、挑戦するしかない。

皆と同じ事だけをやっていては何も変化しない。一見、他の人から見たら変わっていると思われるかもしれないが、そうして挑戦し続ける人だけが、孤高の存在になれる。

 

鷹村守というボクサーの生き方に、心底痺れました。

挑戦し続ける人の生き方って、停滞を感じさせないので、本当にカッコよい。