バランス感覚を気にせず生きろ。
バランス感覚を気にしないで生きていきたい。
バランス感覚を気にするな
今年で大学4年生。
22年間生きてきて、自分なりの成功体験を感じた事があります。
その時の自分の気持ちを思い返すと、常に自分が欲していた事だけを考えていました。
それ以外の事は何にも考えていなかった気がする。
そして、僕はそれでも良いと思っている。それは、やぎぺーさんのブログを読んで確信に変わった。
僕は今までバランス感覚を取って生きていた時、特に楽しいと思って過ごしていたことはなかったと思う。
僕は器用な人間じゃないので、欲しい物や手に入れたい事が出てきた時には、そこに120%のエネルギーを注がなければ何も手に入れる事が出来ない。
それを1つ、僕の個人的な経験を基に紹介したいと思います。
僕は小説家・辻村深月さんの大ファン。
僕は小説家・辻村深月さんの大ファンです。辻村さんの著作はほとんど読んでいて、辻村ワールドにどっぷり浸かる瞬間が至福の一時です。
そんな中、昨年の11月に神楽坂で辻村深月さんのイベントが開催されたので参加してきました。テーマは辻村深月さんが没後50周年を迎えた小説家・江戸川乱歩について語るというもの。
でも、僕は江戸川乱歩の事すら知らなかった(無知で本当にすみません…)
だから、辻村深月さんが江戸川乱歩の魅力について語っていても、なんにも心に来る事はありませんでした。まぁイベントの内容としては江戸川乱歩の著作を読んだ事が無い人も全然参加してくださいって書いてあったから参加したのだけどね…
でも、僕は悔しかった。辻村深月さんがあんなに光り輝いた表情で江戸川乱歩の作品の魅力を語っているのに、僕は乱歩の事すら知らなかったのだから
当然質問も出来ませんでした。あまりにも悔しかったので僕はそのイベントが終わった後、江戸川乱歩の作品を猛烈に読み込む事に決めました。
そこから、僕は江戸川乱歩の作品だけ”一点突破”し続けた。
次の日から、僕は江戸川乱歩の作品を鬼の様に読み込み続けました。
そしたら、乱歩の世界にとにかくはまりこんでいく自分がいて。
辻村さんが言っていた言葉の意味は、こういった事だったのかと共感出来た時に心の底から嬉しかった。
江戸川乱歩の作品を1つずつ読み込んでいく内に、1つ分かった事があります。
それは、辻村深月さんの作品が江戸川乱歩の作品にかなりインスパイアされているという事。
乱歩の猟奇的な部分、人をうまく愛する事が出来ない主人公の性格だったり、人間の綺麗とは言えない部分を曝け出している所に、僕はとにかく惹かれていきました。
でも、そこには優しさも存在していて、物語の結末はこんなにも後味が良いのかと思うほど、スッキリしている。
これが分かっただけでも本当に良かった。
欲しい物は一点突破しよう
僕は神楽坂のイベントの後にまた、辻村深月さんのイベントに参加しました。
そのイベントは辻村さんが本にサインする間に、少しだけ会話をする時間があったので、僕は乱歩の事や辻村さんの作品への思いをとにかく語りました。
「乱歩の作品を全部読んだ上で、もう1度辻村さんの作品を読み返してみたいと思います」僕は最後、辻村さんにこう伝えました。
僕は辻村さんが仰った言葉の意味を理解したくて、乱歩の作品を無心で読み続けました。そして、あの時の言葉の意味はこういった事だったのかと理解出来た瞬間、とにかく幸福感を得ることが出来ました。
でも、その感覚を掴み取る為には、バランス感覚を気にしないで、そこに120%のエネルギーを注ぎ込むしかない。
四六時中、乱歩の作品の事ばかり考えていて、ようやく掴み取った感覚なんです。
僕はこれからもそうして生きていきたい。
明日、新潟に帰省するので移動時間用の本を購入。
— AKIRA ISHIZU (@azyara_usimitu) 2016年12月28日
江戸川乱歩に猛烈にハマっています。明智小五郎がカッコ良すぎる。もう1冊は、青春ミステリーとして心から押す1冊です。その名も『階段島シリーズ』。
戸塚~高崎~水上~長岡~新潟の長い旅。 pic.twitter.com/v6DnJD5UuR
さーて。読もう!辻村深月さんの『オーダーメイド殺人クラブ』や『子どもたちは夜と遊ぶ』が、江戸川乱歩の作品からインスパイアされた部分があると聞いて、興味津々。 pic.twitter.com/7mMaWPuRVJ
— AKIRA ISHIZU (@azyara_usimitu) 2016年10月15日
ちなみに、今、吸血鬼を読んでいます。
あと、トップのイラストは睡眠欲が強いので、これにしました。
睡眠時間はバランス良くしましょうね(笑)