AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

日本人は絶対に【日本人失格】を読んでほしい。

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 田村淳さんの「日本人失格」を読んでみました。

田村さんが感じる、日本の”ここがおかしいよ”という考えが書かれている。普通、日本のおかしいと思われる部分を指摘したら、空気を読めない奴、浮いている奴だと思われてしまうだろう。それが嫌で指摘出来ない人もいるだろう。でも、田村さんが感じる日本人の”同調ストレス”から離れ、あの人は変人だなって思われて生きていく方が楽なのかもしれない。

 

 本の最後で田村さんは、日本の大問題「思考停止」と「依存体質」について話を展開している。僕はこの章の「思考停止」について自分なりに掘り下げていきたい。

 

思考停止にならずに、ルールを破れる人間でいたい

 思考停止になる理由はなんだろう?

その理由として、人の目を気にして、自分には出来ないと悲観的になってしまうからだと思う。 でも、僕が何かチャレンジしてうまくいったり、充実感を得られた時は、例外なく”他人の目”を気にしていなかった時だった。

 

自分の中で何かやりたいなとか、これはチャレンジしてみたいと思いが生まれる事がある。しかし、何をしてもうまく行かない時がある。その時の思考の象徴は「これはできるか、できないか?」で分断されている思考の時だ。チャレンジする事に対して、「できるか、できないか」で悩んでいる時点で、その挑戦がうまく行くはずがない。

 

 逆に自分の中で、物事がうまく行く時の思考が「やるか・やらないか」の思考のときだ。この時の頭の中では、これから自分が挑戦する事に対して、”できる・できない”の思考が完全に排除されている。「できるか・できないか」の思考の時は、必ずと言っても良い程、失敗した時を考えてしまっている。”これが出来なかった時は、どうしよう…。”と。失敗した場面を思い浮かんでしまうので、挑戦する事を避けてしまうのだ。

 

でも、「やるか・やらないか」の思考は最強だ。だってその思考の時は、失敗を失敗だと思わないからだ。例えば、僕が好きなタイプの女性が出来た時の話。大学で本当にタイプだなって思う女性がいた。200人ぐらいいる授業の中で知ったのだけど、学部も違うし、何にも接点は無かった。もう、完全な無の状況からスタートした。

 

 何にも接点が無いけど、すごくタイプだったので話かけてみる事にした。

その時は、ストレートに素直に気持ちをぶつけて、「授業で見かけてすごく素敵だなって思っているので話しかけました」と理由を伝えた。相手は驚いていたけれど、話に応じてくれた。でも、いきなり話かけられてびっくりしたのか、初めて話かけた時はうまく行かなかった。

 

でも、この時の自分はとにかく達成感で一杯だった。もう、駆け引きなんかしないで、話しかけた理由をしっかり伝えたら、相手も話に応じてくれたから。この人は素敵だなって思い、しっかりと飾らない思いを自分の言葉で話せるのならば、別に接点なんか何にもなくても、気にせず話しかけてみればいいんだって思った。別に、なにかのキッカケは必要ではないと思う。

 

 まず、自分の言葉で伝える事から始めよう。

 

 

自分が持っている固定概念を壊していきたい

  自分が持っている固定概念に捉われてしまって、うまく行動出来ない人もいると思う。僕はその固定概念を壊していきたい。

 

前述した女性とは、あれから何度も話しかけて連絡先をゲットした。ご飯にも行った。でも、その過程でうまく行かない事はたくさんあった。でも、物事を「やるか・やらないか」の思考でチャレンジしている時は、スムーズに物事がうまく行かなくても、そこで諦める事はない。うまく行かない事が起こっても、そこで反省して次に生かそうと頭を切り替える事が出来る。でも、「できるか・できないか」の思考で挑戦自体を諦めてしまったら、何も得る事は出来ないだろう。

 

だから、僕は自分が「できるか・できないか」で物事を考えている時ほど、危険だなって思う。その時は、何も挑戦していないからだ。

 

挑戦する過程で得られる事が多くあるのだから、まずは「できる・できない」の思考から離れて、とにかく「やるか・やらないか」の思考に切り替えて挑戦する事。それが1番大事だなって思う。思考停止にならずに、どんどん挑戦したい。