誰もが利用するコンビニ!そのコンビニのベンダー工場の現状とは。
こんばんは。だいぶ更新していなかったと猛省しています。
何度か更新しようと思ったのですが、結局は更新しないという日々(笑)
でもここから徐々に更新頻度を上げていきたいと思います。
本当は、【コンビニ人間】についての感想を記したいと思っていましたが、また次の機会にします。久しぶりに読んでいて震える作品だったので、じっくり時間をかけて書きたいと思います。
では、今日は何の記事を書くかというと、コンビニエンスストアの実状を記した【コンビニ人間】ではなく、そのコンビニエンスストアに並ぶ前に、商品が集められるベンダー工場について、実状を記したいと思います。何回かに分けて書き記したいと思います。
コンビニエンスストアに並ぶ商品が集められるベンダー工場とは!?
私達が普段何気なく利用しているコンビニエンスストアですが、店内に並ぶ商品は、どうやってその店内まで運ばれていると思いますか?
私は、コンビニエンスストアの商品が並べられているベンダー工場に約9ヶ月アルバイトしていたので、多少その実態を理解しています。
では、私が知っている某セ◯ンイレブンの工場についてお話します。
まず、セブン-イレブン(あっ言っちゃった)は、1便、2便、3便と1日に3回に分けて商品を発送しています。例えば、1便は主に深夜10時〜12時30分までの間にドライバーさんは商品が入っている番重(覚えておいて下さい)をトラックに詰めこんで出発します。
これは、私が働いていたベンダー工場の時間なので、他の工場はわかりませんが、セブン-イレブンは1日に3便も各店舗に商品を届けているのです。
皆さんが、寝ている間に1便が運ばれているのです。ちなみに1便は飲み物関係が多く入っています。次にお話するのは、ベンダー工場で働いている人達です!
夜勤の多くは中国人・日勤の多くはパートの主婦が多い!
まず、ベンダー工場で働いている人達は2種類の人に分けられます。
まずは、そのベンダー工場内で働いている人と、派遣でその工場に向かわされている人(ちなみに私は後者でした)。まず、ベンダー工場内で働いている人について説明します。
日勤の方は午前8時から仕事を始めます。で、何をするかというと3便(12時30〜13時30分までに出発)する為の、商品を準備するのです。そして、働いている人の多くがパートの主婦の方でした。午前中だけ働くのは働きやすいからでしょうね。で、主な作業はダンボールに入っているセブン-イレブンのお惣菜を、番重に入れていくのです。
そして、はっきり言いますが、体力をかなり使います!
私はやっていませんが、かなり体力を使うはずです。腰を下げたり、上げたりを常時行うので本当に見ていて大変だと思います。主婦の方のバイタリティーを感じた瞬間でもありました。扱うのは、セブン-イレブンのお惣菜コーナーにあるたくさんの種類のお惣菜なので、重い物はありませんが、それを各番重に入れていくのは、単純作業ではありますが、なかなかの苦労だと思われます。
では、ここで一つの疑問が浮かびます。
それは、セブン-イレブンのお惣菜ではない商品はどうやってベンダー工場に集まるのかです。そして、ここで派遣会社から派遣されるアルバイトの仕事が現れてきます。次回は、ここに焦点を当てて話を掘り下げていきたいと思います。
では、最後にお伝えしたい事があります。
派遣会社から派遣されて長期でアルバイトするのは、長い目でみたら、安い労働力で酷使されるだけです。派遣の仕事は誰がきてもいいように、取り換え可能な仕事になっています。つまり、軽量可能な仕事。言い換えれば、仕事の量が可視か出来るから誰でも出来る。だからこそ、賃金は安いのです。だれだって出来る単純な作業だからです。
だからと言って、仕事を適当にやってはいけない。一生懸命に取り組む人ばかりです。でも、私たちは、搾取されている事に気づかないといけない。
私たちが手に入れたのは【過労死する自由】だと。
【注】学生が約9ヶ月間ですが働いた感想なので、特に気にしないでもらえれば幸いです。