AKIRA@日記

ソーシャルワークが出来る人間を目指す大学生。

僕は内向的な人間だと気づいた。

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 僕は内向的な人間なんだ。

 

 

僕は外交的な人に憧れ続けていた

 今年の春で大学4年になり、就職活動が始まるのだけど、それに当って多くの人は自己分析をする必要があるという。

 

 僕も自分なりの自己分析をしてみたのが、僕はとんでもなく内向的な人間だということが分かった。

 

でも、心のどこかではそんな内向的な自分を否定している自分がいて、外交的で周りから好かれる様な人になりたいとずっと憧れを持ち続けていた。

 

だから、僕はそういった人に憧れ続けていて、そういった人になりたいと思い続けていた。でも、僕はそれに適していない。現実の自分と全く乖離している存在になろうとしても、自分がどんどん辛くなるだけだった。

 

 

自分の事が好きになれなかった

 僕は自分の事が好きになれなかった。

 

内向的で、自分の内側に目を向ける事が多い自分を心のどこかで否定したい自分がいた。でも、そこが僕の本質なのかもしれなくて、この内向的な性格を生かすようにしないと、自分が疲弊していくだけだと痛感した。

 

 就職活動がこれから始まり、自分が何者になるのか、どんな道に進みたいのかがこれからはっきりするわけだけど、僕は今の自分を許してあげたいと思う。

 

誰だって、あの人みたいになりたいと思う事はあるだろう。

 

でも、根っこの部分が全然違うのに、そのまま無理をして成長し続けようとしたら、ある時、折れるだけなんだと気づいてしまった。

 

僕は内向的な人間なんだ。そんな自分を否定しないで、許しながらも、自分を表現しないといけないんだ。

今、最も面白いテレビ番組はEテレだと思う。

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  僕のとても親しい友人が、今年の春からテレビ業界で働く事になりました。

 

僕はテレビ業界の現実ってどんなものなのかはよくわからないけれど、すごく忙しそうなイメージが頭の中で先行しています。

 

まぁ、テレビ業界と言ってもかなり幅は広いと思うので、どんな業務をするのかは友人の仕事が落ち着いた時に聞いてみたいです。

 

テレビ関連で伝えたい事があります。 僕の個人的な話になりますが、今、本当に面白い番組を作っているのは、NHKEテレだと思います。そこに焦点を当てて今日はブログを書きます。

 

 

 

今、最も面白いのはEテレだと思う

 まず、僕がNHKEテレで見ている番組は、バリバラ、ねほりんはほりん、オイコノミア、SWITCH インタビュー、です。

 

この番組は必ずチェックしています。この番組を見ているのは、好きな演者さんが出ているから。とかそういった理由ではなく、単純に企画が面白いからです。

 

今日の深夜にやっていた【ねほりんはほりん】はナンパ教室に通っている男性をテーマに掲げていたし、バリバラも24時間テレビの真裏の時間で”障害者と感動を結びつける”事を題目に掲げ、批判とも捉えられる放送をしていた。

 

 ストーリー性がある話は誰だって魅了されます。だからと言って、”障害者と感動を結びつける”という事をして良いのかという議論を、まさか真裏の時間帯でやるとは(笑)

生で見ていた自分は、かなり興奮した記憶がある。

 

バリバラは、マイノリティー側の視点をいつも供給してくれるので、考える視点が一方方向にならないのが良いです。

 

こうして思うのは、NHKEテレは、”人間の本質”を突いた番組がすごく多いと思う。そして、僕はそこが好きだと分かりました。

 

 

人間の本質を突いている、番組が多い

 バリバラで他に面白かった放送だと、吃音で苦しむ大学生をフォーカスした回もとても面白かったです。あと、障害者の性の悩みの回もすごく勉強になりました。

 

akiaki1324336.hatenablog.com

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 障害者の性の悩みの話は、綺麗事だけ言う事は出来ないなと実感させられるほど、その”裏側”を知ることが出来た回だった。

 

今日の深夜に放送した【ねほりんはほりん】も、ナンパ教室に通っていなかったら、自分の人生はどうなっていたのかという程の”闇”を抱えている男性でした。タレントのYOUさんもかなり驚いていました。

 

でも、人間の本質に迫っていくのはすごく面白い。

 

 

 

◯◯×◯◯  立場が違う人の対談は面白い

 SWITCHインタビューは、いつも立場が違う人同士で対談形式を取ります。

先日見たのは、芥川賞作家・村田沙耶香さんとシンガーソングライターのサラさんの対談。

 

この2人の立場は全く違うし、村田さんはどちらかと言えば内向的で、サラさんは外交的だと思います。でも、そうして立場が違う人同士の対談は、数え切れない程の”学び”が含まれていると思います。

 

確かに、同じ対談形式でも、同じ業界で働く人の対談も面白いです。

僕は、島田紳助さん×松本人志さんの【松紳】という番組がめちゃくちゃ大好きでした。

 

でも、全く違う業界の人だからこそ、どちらかが”相手の土俵”に上がって話を聞く瞬間が来ます。その相手の土俵に上がって、相手の言葉を傾聴する瞬間が本当に好き。

 

それは、相手に対するリスペクトを示すものだから。相手はこれから自分には分からない話をするので、その言葉に対して口を挟む事は出来ない。その聞き入って、自分の経験と照らし合わせている瞬間を見るのが好きなんです。

 

うん、本当に面白い。

 

 

 

個人的には、小説家の辻村深月さんをSWITCHインタビューに出して欲しいです。

これは、僕の願望です(笑)

 

でも、Eテレは本当に面白い番組を作り続けていて、そこには社会に対する提言もかなり含まれています。だからこそ、本当に勉強させられるのでこれからも見続けようと思います。

 

糖質制限ダイエットをやる事のデメリットについて。

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糖質制限ダイエットは痩せるけど…

 

 

プロテインを飲み始めました。これから筋肉をつけます。

  いきなりですが、僕はプロテインを飲み始める事にしました。

 理由は単純で”筋肉”を付けたいからです。

 

何のプロテインを選んだのかといえば、僕はこれにしました。

 

 そして、何でプロテインを飲もうかと言ったら、筋肉をある程度つけて”馬力がある身体”になりたかったから。

 

なぜ、馬力が出る身体を目指したのかには理由があります。それは、糖質制限ダイエットをしていた時にひしひしと身を持って体感した事があったからです。

 

 

糖質制限ダイエットは痩せるけど…

 僕は2016年1月から糖質制限ダイエットを始めました。その時の体重は71キロぐらいでしたが、糖質制限ダイエットを始めたらもうビックリするぐらい痩せる(笑)

 

もう笑っちゃうぐらい。

 

3月には64キロまで落ちました。その時の身体はこちら↓↓

 

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まぁ痩せたのは良かったかもしれません。でも身体の状況は全然違っていて。

 

馬力が全然出なくて、とにかく疲れやすい身体になったんです。

 

散歩してたらすぐ疲れる、長時間の運動なんて絶対ムリだと思う程でした。その時の自分はとにかくヤバイと思って。すぐに糖質制限ダイエットを切り上げる事にしました。

 

 

糖質とうまく向き合って生きていくしかない

 人間の身体を動かすエネルギー源である炭水化物を抜けば、それは痩せるでしょう。でも、ガソリン無しで長距離運転は出来るわけない。

 

この時、僕はやっぱり糖質もうまく食べながら生活していかなければいけないと痛感しました。

 

それに気づいてからは、炭水化物を食べるようにしています。

 

あと、なんで糖質制限ダイエットをあまりオススメしないのかというと

低血糖状態が続くからです。

 

糖質を摂取しないので、血糖値は基本的に上がりません。でも、血液中に糖がない状態が続くので、低血糖状態になります。そして、低血糖状態になるととにかくイライラが止まらない。これが辛かったので、糖質制限ダイエットを辞めようと思いました。

 

 

無理しない食事方法で、健康な身体を作る

 でも、普段口にする食べ物に拘り続ける事が1番大事ですよね。

やっぱりリアルフードが1番大事です。これから少しでも筋肉質な体型を作る為に。馬力のある身体を作るために。頑張ろうと思います。

 

なんか最近、テレビでプロレスの試合を見るのにハマっていて、そっち方向の身体が出来上がりそうだけど(笑)

バランス感覚を気にせず生きろ。

 

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 バランス感覚を気にしないで生きていきたい。

 

 

バランス感覚を気にするな 

今年で大学4年生。

22年間生きてきて、自分なりの成功体験を感じた事があります。

その時の自分の気持ちを思い返すと、常に自分が欲していた事だけを考えていました。

それ以外の事は何にも考えていなかった気がする。

 

そして、僕はそれでも良いと思っている。それは、やぎぺーさんのブログを読んで確信に変わった。

www.jimpei.net

 

 僕は今までバランス感覚を取って生きていた時、特に楽しいと思って過ごしていたことはなかったと思う。

 

僕は器用な人間じゃないので、欲しい物や手に入れたい事が出てきた時には、そこに120%のエネルギーを注がなければ何も手に入れる事が出来ない。

 

それを1つ、僕の個人的な経験を基に紹介したいと思います。

 

僕は小説家・辻村深月さんの大ファン。

 僕は小説家・辻村深月さんの大ファンです。辻村さんの著作はほとんど読んでいて、辻村ワールドにどっぷり浸かる瞬間が至福の一時です。

 

そんな中、昨年の11月に神楽坂で辻村深月さんのイベントが開催されたので参加してきました。テーマは辻村深月さんが没後50周年を迎えた小説家・江戸川乱歩について語るというもの。

 

でも、僕は江戸川乱歩の事すら知らなかった(無知で本当にすみません…)

 

だから、辻村深月さんが江戸川乱歩の魅力について語っていても、なんにも心に来る事はありませんでした。まぁイベントの内容としては江戸川乱歩著作を読んだ事が無い人も全然参加してくださいって書いてあったから参加したのだけどね…

 

でも、僕は悔しかった。辻村深月さんがあんなに光り輝いた表情で江戸川乱歩の作品の魅力を語っているのに、僕は乱歩の事すら知らなかったのだから

 

当然質問も出来ませんでした。あまりにも悔しかったので僕はそのイベントが終わった後、江戸川乱歩の作品を猛烈に読み込む事に決めました。

 

 

そこから、僕は江戸川乱歩の作品だけ”一点突破”し続けた。

 次の日から、僕は江戸川乱歩の作品を鬼の様に読み込み続けました。

 

そしたら、乱歩の世界にとにかくはまりこんでいく自分がいて。

辻村さんが言っていた言葉の意味は、こういった事だったのかと共感出来た時に心の底から嬉しかった。

 

江戸川乱歩の作品を1つずつ読み込んでいく内に、1つ分かった事があります。

それは、辻村深月さんの作品が江戸川乱歩の作品にかなりインスパイアされているという事。

 

乱歩の猟奇的な部分、人をうまく愛する事が出来ない主人公の性格だったり、人間の綺麗とは言えない部分を曝け出している所に、僕はとにかく惹かれていきました。

でも、そこには優しさも存在していて、物語の結末はこんなにも後味が良いのかと思うほど、スッキリしている。

 

辻村深月さんの作品は江戸川乱歩の作品と共鳴している。

 

これが分かっただけでも本当に良かった。

 

 

欲しい物は一点突破しよう

 僕は神楽坂のイベントの後にまた、辻村深月さんのイベントに参加しました。

 

そのイベントは辻村さんが本にサインする間に、少しだけ会話をする時間があったので、僕は乱歩の事や辻村さんの作品への思いをとにかく語りました。

 

「乱歩の作品を全部読んだ上で、もう1度辻村さんの作品を読み返してみたいと思います」僕は最後、辻村さんにこう伝えました。

 

僕は辻村さんが仰った言葉の意味を理解したくて、乱歩の作品を無心で読み続けました。そして、あの時の言葉の意味はこういった事だったのかと理解出来た瞬間、とにかく幸福感を得ることが出来ました。

 

でも、その感覚を掴み取る為には、バランス感覚を気にしないで、そこに120%のエネルギーを注ぎ込むしかない。

四六時中、乱歩の作品の事ばかり考えていて、ようやく掴み取った感覚なんです。

 

僕はこれからもそうして生きていきたい。

 

 

 

 

 ちなみに、今、吸血鬼を読んでいます。

あと、トップのイラストは睡眠欲が強いので、これにしました。

睡眠時間はバランス良くしましょうね(笑)

 

江戸川乱歩傑作選 蟲 (文春文庫)

江戸川乱歩傑作選 蟲 (文春文庫)

 

 

空海が立てた学校がわかりますか?

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 空海が立てた学校は? 

 

 

僕は大学2年生の時、セブンイレブンの工場でずっと働いていた

 僕は大学2年生の夏頃から、ずっとセブンイレブンの工場で働いていました。

今思い返せば、かなり劣悪な環境だったなと強く思うけど、当時の自分はかなりのバイタリティーを持って働いていたし、何よりそこで働くのが楽しくてしょうがなかった。

 

 何であそこまで働くのが楽しかったのかと振り返れば、毎日毎日新しい人との出会いの連続で退屈する事が無かったからかもしれない。上は60歳、下は高校生までと幅広い人と毎日出会い、仕事をしていた。

 

 僕はその工場に固定してずっと働くようになったけど、そこであるドライバーさんと出会った。そして、そのドライバーさんとの出会いが僕の人生を大きく変えた。

 

 

けんすけ、今の文部科学大臣を答えなさい!

 まず、セブンイレブンの工場にはセブンイレブンの店頭に並ぶ全ての商品が集まる。商品と言っても、かなり多くの種類の商品がある。サンドイッチ、パン、 お弁当など上げたらキリがないけど、それぞれの商品は各仕分けの工場のドライバーさんが運んで来ます。

 

僕が働いていた工場は、その全ての商品が集まる最終地点だった。

そして、その工場に若い人は全然いなくて、21歳の自分がいるのはもはや浮いている?ぐらいで、逆に目立っていたのかもしれない。

 

そこで僕は、あるドライバーさんに出会った。年齢は60歳程で、すごく優しげな人である。僕は、そのドライバーさんにいきなりこう質問された。

 

「けんすけ、今の文部科学大臣を答えなさい!」

この質問は別に何かしっかりした文脈があった上での質問ではない。そして、僕の名前はけんすけではない(笑)

 

でも、僕はすぐに返答出来なかった。

 

 文部科学大臣すら答えられないやつが、大学生をやっているな!

 すると、そのドライバーさんは被っている帽子をいきなり下に叩きつけた。

そして僕に「文部科学大臣すらすぐに答えられないやつが、大学生をやっているな!」と言ってきた。

 

僕はその次の日にすぐに、その当時の文部科学大臣の経歴、どんな人かを徹底的に調べ上げ、他の各大臣の名前も調べてその人に説明した。当時は、馳浩さんだったよね、

 

そこから、その人に会う度に僕は何か質問をされ、それに答えるという毎日が繰り返された。なんでセブンイレブンの工場でこんな話をしているのだろうと自分でも本当に不思議だった。

 

でも、その日々が本当に血となり肉となった。

当時の僕は、本をあまり読まない大学生だった。読むと言っても、小説ぐらいだったかな。そんな僕の話を聞いて、そのドライバーさんは僕に「この本とこの本を読みなさい!」と言ってくれた。そして、僕はその本をすぐに読んだ。そこから、とにかく本を読むようになった。

 

 

自分を変える出会いは、どこにあるか分からない。

 僕がとにかく本を読むようになると、そのドライバーさんは僕に本をプレゼントしてくれるようになった。工場内で作業をしていると、5冊の本が入った袋を僕に手渡してくれた。そこから、みなとみらいで一緒にご飯を食べる関係にもなった。ほんと、人間関係って不思議だよなぁ(笑)

 

どこにだって、自分を変えてくれる出会いはあると思う。

僕はセブンイレブンの工場内でこんな”素敵な出会い”があるとは思わなかった。そのぐらい楽しい出会いだったので、大学2年の秋学期はあまり大学に行かなかった(笑)

 

 

そして、ある日、そのドライバーさんが僕にこう質問した。もちろん、何の脈絡も無く。

 

「けんすけ、問題。空海が立てた学校を答えなさい?」

 

綜芸種智院です。」

 

質問された次の瞬間に答えていた。

すると、そのドライバーさんは僕に「けんすけ、お前成長したな」と言ってくれた。

 

人に主体性を持たせる事は不可能だと思う。その人自身が変わらなければいけないから。でも、僕の主体性はセブンイレブンの工場内で生まれた。

 

自分を変える出会いは、ほんとどこにあるか分からないね。

 

僕はソーシャルワークが出来る人間になりたい。

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 僕はソーシャルワークが出来る人間になりたい。 

 

もし、友人が精神疾患を抱えていたとしたら…?

  僕は高校2年の時に、ある友人と仲良くなった。

その友人はどちらかと言えば、ヤンキー(笑)みたいな人で、僕は彼と席が前・後ろの関係になった時に、心の底から嫌だなって思った記憶がある(笑)

 

 彼は、僕の出身地である新潟の中でも、かなり田舎に住んでいた。だからクラスメイトでは誰も発さない新潟弁をよく口にしていた。でも、その彼ともある事がきっかけでとても仲良くなった。

 

 本当に人間関係って面白いなって思った瞬間だった。

あれだけ嫌だなって思った友人とも、毎日一緒に笑いあって楽しく過ごしている。そして、こんなにも好きになっている自分がいた。

 

でも、その彼とも高校3年の時にクラスが離れてしまい、話す機会はどんどん減ってしまっていた。そして、高校3年のある日、事件が起きた。

 

 僕の高校は変わっていて、文化祭が無い。著名人を呼んで、講演をするという変なしきたり?があった。

 

僕が高校3年の時は、某有名サッカー選手が来て講演をしていた。そして講演も終わりにさしかかり、生徒会長がお礼をしに花束を渡そうとしていた。

 

その時、おかしな事が起こったのだ。

 

前述した友人が、なぜだか知らないが、壇上に向かいだしている。

 

本当に意味が分からなくて、動揺が隠せなかった。

 

 

 僕は、ソーシャルワークが出来る人間になりたい。

 僕は、その友人が何をするのか不安でしょうがなかった。

彼は、全校生徒が見える位置に来ると、なぜだかお礼を言った。

「皆のおかげで元気が出ました。ありがとうございました!」と。

 

 彼はすぐさま先生に捕まってどこかに連れ出されていった。

全校生徒の中には、「あいつ、頭がイカれてるんじゃないのか」と言っている人もいて、心の底から悔しかった。

 

彼にすぐに連絡を入れると、僕は驚愕の事実を知った。

彼のメールに、自分はある精神疾患を抱えていると書いてあったからだ。もちろん、詳しい病名も書いてあった。

なんで驚愕したのかと言えば、 彼が笑顔で一緒に楽しく過ごしている時にすでにその疾患を抱えていたという事実を知ったからだ。

 

僕はまるで気づく事が出来なかった。

 

 もちろん、彼が抱えている辛さを見せないように努力していただけかもしれない。でも、僕は全く気づけなかった。そして、その彼とはもう4年間も会えていない。

 

その経験があったからこそ、僕は大学2年の時に、精神疾患を抱えている方が通う施設に実習にも行った。そして、そこで大きな事を学べたからこそ、僕はソーシャルワークが出来る人間になりたい。

 

僕が何かを頑張れる時は、「人からもらった感情」をとにかく大事にしていて、その感情のおかげで、僕はとにかく突っ走っている気がする。

僕は今、これしか出来ません。と言える人間でありたい。

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  僕は、今、これしか出来ません。

こう言える人間でありたいとつくづく思います。

 

 自分という人間は強い人間ではないし、はっきり言えば弱い人間だ。

だからこそ、自分を過大評価して、本気を出せばもっとこんな事が出来るんだ!って事を言う人間にはなりたくない。

 

ありのままの自分を受け入れる事は、自分の弱さを受け入れるのと等しい。

自分はこれしか出来ませんと言えるのは、自分の今の力を客観的に認めている事にも等しい。

 

自分は弱い人間だ。そんな自分から目を背けていてはダメだ。自分はこういう人間だ。弱い人間だ。とまずは受け入れる。そして、同時に弱さも受け入れた上で、前に進んで行きたい。